私とiPhone
Twitterを始めたのが、2010年のこと。
少しずつ同じ趣味を持つ相互フォローのお友達が増えてきた頃に、パソコンではなくスマートフォンを使ってツイートしてる人もいると知り、
(私も是非とも出先から"◯◯なう"と呟いてみたいッ!)
という、今にして思えばちっともなうじゃない動機があり、かつ以前からスマートフォンにも興味があったことから、2011年に初めてiPhoneを手にした。
ワクワクしながら開封したものの、いわゆるガラケーの分厚いマニュアルに慣れていた私は、唖然とした。
(取説が入ってない…?)
使えなければただの板、しかもかなりお高い鉄の板。
なんともバカバカしい話だけれど、取り敢えずパソコンを立ち上げ
[iPhone 使い方 取説]
等々のワードで検索しまくり、取り敢えず自宅のWi-Fiに接続させることに成功。
Safariなるブラウザが使えるようになったものの、今度は文字の入力でつまずいた。
フリック入力とやらが便利らしいのだけど、ガラケー打ち(『う』と打ちたければ『あ行』を3回タップ)しかできず。
しかしボタンに凹凸があるわけではなく、のっぺりツルツルした画面では、どうにもトゥルントゥルンと指が滑ってしまう。
こりゃダメだということで、しばらくはローマ字入力をしていた。
ちっともスマートに扱えず、
(大枚叩いて、とんでもないモノを買ってしまったかも)
絶望的な気持ちになったけれど、買ってしまったものはもう取り返しがつかない。
かなり恥ずかしかったけれど、Twitterの仲良しでiPhone歴の長い年下のフォロワーさんに泣きつき、教えを乞うことに。
渋谷のドトールで3時間ほどレクチャーを受けたわけだけど。
「具体的に何がわからない?」
「何がわからないかも、わからない〜!」
すると彼、テキトーにあちこち押してごらん?と言うので、こわごわ押してみると、画面が目まぐるしくスルンスルンと動き、
(なんか私、今までよりはスマートに扱えてるかも?)
と、ちょっぴり嬉しくなった。
その後、文字入力が上手くいかないと打ち明けると、今のうちにフリック入力に慣れちゃったほうがいいよと言って、なんちゃらいう可愛らしいゲームアプリを入れてくれた。
テトリスのように、上から落ちてくる文字をフリック入力して消して行き、全消しするとステージクリア、という内容だったと記憶している。
彼と別れた後、夢中になってそのゲームに興じながら帰宅し[設定]以外の画面を触りまくった。
iPhone4sから始まり5 → 5s → SE → SE(第二世代)←イマココ
iPhoneとの付き合いは、かれこれ11年目に突入。
最初は本当にとんでもない買い物をしてしまったと途方に暮れたけれど、今となってはなくてはならない存在。
あの時、フォロワーの彼にレクチャーを受けていなければ、iPhoneを放り投げて、ガラケー使いに戻っていたかもしれない…。
ありがとう、Oちゃん!
※今更だけど、スマートフォン=Android という認識で良いのかしら?iPhoneはiPhoneでスマートフォンとは呼ばない?←そういうことこそググりましょう
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