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三度目のシン・ウルトラマンはMX4Dにて堪能!

またしても緊急避難的映画鑑賞をしてきましたよ。

6月8日にクロマティから駒田…もとい、49歳から五十路に突入して以来、なんだか心身共に調子がよろしくないというか。

鬱々とするし、身体が怠くて何もする気が起きず、時間が許せば横になって過ごすという、怠惰な生活を送っておりました。

昨日は月イチの通院日だったのですけどね、その前夜に急遽、

(そうだ、映画館行こう!)

そのように思い立ちまして。

自宅近くのTOHOシネマズで、今月10日からシン・ウルトラマンのMX4D上映開始とあって、行きたいなー、でもなー…と、うだうだしてたのですよ。

「あれ?シン・ウルトラマンって既に観たんじゃないの〜?」

ハイ、二度観ております。

一度目は公開初日に、二度目はその翌週に観てきました。

しかしですね、この映画は私的にはツボにハマり、病みつきになる要素がてんこ盛りなのです。

で、あと一回は絶対観たいなと思ってたのですよ。

しかも今回はMX4D、人生初です。

「MX4Dって何?」

という方は、こちらをご参照いただくとして。


公開からひと月経ちましたし、ぼちぼちネタバレ的要素も含めて、書いておきたいと思いました。

前述のリンクをご覧いただくと記載があるのですが、MX4Dは仕掛けがあり、座席そのものがかなり激しく動くのです。

上映作品の内容に合わせた効果として、劇場内の照明がフラッシュしたり、主に顔面に向かって風が吹いたり、霧のようなものが噴霧されたり、肘掛けや背もたれ等から振動や衝撃が加わったりします。

飛行機や絶叫マシン系が苦手、かつ子供の頃はかなりの確率で乗り物酔いをしていた自分は、果たして大丈夫なのだろうかと思いましたが。

最初はものっそドキドキしましたが、徐々に慣れて行き、禍威獣(怪獣)とウルトラマンの戦闘シーンでは激しく興奮し、物静かなシーンでは少々物足りなさを感じる程でした。

鑑賞料金(曜日によって異なる)+1,000円を払う価値は、十二分にありましたよ。

内容としては、

「わー、禍威獣スッゲェ!おー、ウルトラマンかっちょいいッ!」

と、無邪気に観ることもできますし、

「国同士の力関係は確かにこうだし、外星人に対して日本の政治家が言いそう(やりそう)なことよねー、うん」

などと、この国の現在と将来を憂うような気分にもなります。

大人も子供も楽しめますが、やはり『シン・ウルトラマン』だけあって、どちらかと言うと大人向けの、ノスタルジックな作品でしたね。

ウルトラマンの変身シーンやスペシウム光線は、昔ながらのエモさがあり、ウルトラマン世代にとってはたまらないかと。

ウルトラマンのビジュアルは、禍特対メンバーのセリフにもありますが「綺麗…」この一言に尽きます。

シニカルなセリフ回しが多く、笑える要素も随所に散りばめられております。

二度三度と観ると、新たな気づきがあったり、ああ、アレはこう言うことだったのね〜と、自分の中で回収しきれていなかったところが回収できたりしました。

あとはキャスト陣の豪華さ。

『シン・ゴジラ』の時にも思いましたが、出演シーンがわずか数秒だったり、セリフが一言二言しかないにも関わらず、有名どころの俳優さんがよくオファーを受けたなあと感心してしまいました。

一度目のエンドロールに「え?この方どのシーンに出てたっけ?」というお名前を見つけ、二度目で確認しましたよ。

声の出演に高橋一生さんとありましたが、三度目でようやく誰の声をあてていたのか気づいたり。←遅い

外星人のメフィラスは、皆さんツボだったようですね。

いきなり名刺を差し出したり、ことわざや四字熟語を多用したり、居酒屋でウルトラマンに割り勘でいいかと尋ねたり、ものっそ地球人というか、日本人的というか。

ちなみに今なら来場特典として、メフィラスの名刺が印刷されたポストカードがもらえます。(6.15現在)

『光の星』の兵器が終盤に登場するのですが、その造形美も見ものです。

一言で説明しろと言われたら…月並みですが、ラストまで目が離せない、いろいろな愛がギュッと詰まった作品と表現しますね。

兎にも角にも、人生初のMX4D体験は最高でしたし、シン・ウルトラマンへの愛もますます深まりました。

緊急避難的映画鑑賞をしてエネルギーチャージした後は、併設のショッピングモールで大いに買い物を楽しんで帰宅しましたとさ。

という訳で、今はそこそこ元気です。

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