時間

パパがおじちゃんと一緒に帰りなさいって言ってた。とたく君が突然話し始めた。
パパはまだやることがあるから帰れない。あのおじちゃんにこれを渡して。って言ってたよ。とたく君は言ってあの箱を紙袋から出して僕に渡した。(紙袋の中はおもちゃなどが入っている)
中には僕が昔遊んだキン肉マンの消しゴム人形?など古いものも入っている。
ふと気付いた。まさかだと思ったが、よく見るとたく君は僕にそっくりだ。夏子さんの方を見るといつの間にか夏子さんではなく、昔隣に住んでいたおばあさんになっていた。
おばあさんはお久しぶりと言って僕をみて微笑んだ。

続く

#小説

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