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【2021年】世界で最も稼いだTikToker(ティックトッカー)

岸芷汀蘭(がんしていらん)
→ 水辺に花が咲き、草木が青々と茂っているさま。

花が咲くのも草木が茂っていくにも時間がかかる。

花がキレイに季節を伝えてくれるのも、草木が人々の心を癒やしてくれるのも、昨日今日でできる話ではない。

あまり精神論的なことを語ることはしたくないが、やはり自分のやりたいことをやるためには、いわゆる努力というものが必要だということだ。

その先に栄光があることは先人の成功者と呼ばれている人たちが証明してくれている。

そして、成功の形は時代と共に変化し、新たな億万長者が生まれている。

こういう書き方をすると、多くの人が興味を持ってくれる。

というのも、前回書いたこちらの記事は、思っていたとおりの反応でそこそこのアクセスがあった。

【2021年】世界で最も稼いだYoutuber(ユーチューバー)

ということで、今回はこちらを紹介しよう。

TikTokの2021年はどんな1年だったか?

Youtuber(ユーチューバー)が世界中に溢れるようになった今、新たに注目されているのが、TikToker(ティックトッカー)だ。

特に若い世代に絶大な人気を誇る動画配信サービスのTikTok(ティックトック)で主に活動する人たちをそう呼ぶのだが、彼らの収益がここ1年で大幅に増加している。

そして、彼らもまたYoutuberと同様にTikTokのプラットフォームだけでなく、そこから派生させたビジネスを上手く展開しているのが特徴だ。

そんなTikTokerたちの中で、稼いでいる上位5人の収益は、2021年1月1日~12月31日の期間で、合計約5,550万ドル(約64億円)となっている。

TikTokerたちの収益の内訳は、30~50%が投稿するコンテンツのスポンサー収入だと推計されている。

スポンサー企業は、人気TikTokerのアカウントで自社の製品を宣伝してもらうため、彼らに料金を支払うという座組だ。

TikTokは、ユーザが世界で10億人を超えており、ルイ・ヴィトンなどのハイブランドから、Amazon、マクドナルドといった多くの企業がスポンサーとして利用するようになっている。

人気のTikTokerは投稿1回あたり、平均およそ10~25万ドル(約1,150〜2,800万円)の収益を得ているという。

2020年のランキングと比較して2倍以上の金額に成長している。

ちなみに、1回の投稿で50万ドル(約5,700万円)を手にしたTikTokerもいるとされている。

また、収益がトップクラスのティックトッカーたちの全てが25歳未満というのも特徴だ。

スポンサーがリーチしたい消費者とマッチしており、オーディエンスをよく理解している、今最も勢いのあるSNSといってもいいだろう。

2021年世界で最も稼いだTikToker(ティックトッカー)

第1位:チャーリー・ダミリオ

収益は約1,750万ドル(約20億円)。

フォローワーは約1億3,300万人いる、チャーリーとディクシーのダミリオ姉妹が、最新の2021年ランキングで首位を獲得した。

彼女たちも当然ながら動画の投稿以外にも様々な活動を行っている。

2021年にダミリオ姉妹は、カジュアル衣料大手のHollister(ホリスター)と共同でSocial Tourist(ソーシャル・ツーリスト)をローンチした。

新たなブランドの商品は、およそ500店舗で販売されており、姉妹はその他にも動画配信サービスHuluとSnapで番組を配信している。

第2位:ディクシー・ダミリオ

収益は約1,000万ドル(約11億5,000万円)。

フォローワーは約5,700万人で、ディクシーの人気と収益には、妹チャーリーの影響が大きいとされている。

また、歌手としてデビューするなど独自の活動も増やしており、2021年には2曲をリリースした。

また、ディクシーと交際中のノア・ベックもTikTokerとしての人気を高めており、今後スポンサーが増える可能性もあるとみられている。

第3位:アディソン・レイ

収益は約850万ドル(約9億7,000万円)。

フォロワーが約8,600万人いるレイは、この1年の間にNetflixの映画で女優デビューを果たした。

それをきっかけに、さらに複数の映画への出演も決まっている。

他にもレイは、Hollister(ホリスター)にとって最大の競合相手であるアメリカン・イーグル・アウトフィッターズと契約している。

また、美容製品を扱うスタートアップのMadeby Collective(メイドバイ・コレクティブ)と共同で、自らのコスメブランドのItem Beauty(アイテム・ビューティー)も立ち上げている。

第4位:ベラ・ポーチ

収益は500万ドル(約5億7,000万円)で、フォローワーは約8,700万人いる。

第4位:ジョシュ・リチャーズ

収益は約500万ドル(約5億7,000万円)で、フォローワーは約2,600万人いる。

第5位:クリス・コリンズ

収益は約475万ドル(約5億5,000万円)で、フォローワーは約4,200万人いる。

第5位:アバニ・グレッグ

収益は約475万ドル(約5億5,000万円)で、フォローワーは約3,900万人いる。

まとめ

YouTuber(ユーチューバー)に比べると、まだまだTikToker(ティックトッカー)の収益は、まだまだ少ないように感じる。

これが、2022年を終えたときにどのようになっているのか、是非注目したい。

なお、今回はフォローワー数を書いているが、この指標も大いに疑問を持ったという人は、なかなか鋭い視点を持っていると思う。

というのも、TikTok(ティックトック)は、そもそもショート動画で15秒〜30秒程度の動画が見られるのがほとんどでオススメに出てくることが重要である。

そのアルゴリズムにいかにハマるかが大切で、フォローワー数や再生回数よりもいいね数が大切な指標だというのが今のトレンドとされている。

ただこれも常に変化するだろうし、もしかすると2022年の終わり頃には新たな動画配信サービスやSNSが登場しているかもしれない。

いずれにせよ、TikTok(ティックトック)が今まさに勢いがあるのは事実で、注目していない人は時代に取り残されてしまうだろう。


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植田 振一郎 Twitter

株式会社stakは機能拡張・モジュール型IoTデバイス「stak(すたっく)」の企画開発・販売・運営をしている会社。 そのCEOである植田 振一郎のハッタリと嘘の狭間にある本音を届けます。