艦これにこれから復帰する人へ(1):大幅に変わったことまとめ

 はい、しょっぱなからナンバリングつけてます。このテーマで一本の記事は無理だよ!

 えーと、まわりで艦これ復帰勢および復帰希望組が複数観測されたんでこの記事を書くことにしました。なので半分身内記事だけどなるべく汎用性高く使えるようにまとめることを心がけるよ。
 ちなみに、想定している中断開始時期は「16年の基地航空隊実装前後」「17年の空母カットイン実装前」「18年の二期が始まる前」などといった人々です。ネルソンタッチを知ってる勢はまあ、自力でがんばれば追いつけるでしょ。
 あとこの記事群の当面の目標としては、「一年以内にイベント最終海域で乙難易度クリアが目指せるくらいに戻る」ことかな……甲は趣味レベルとしても乙はお札システムがありながら良心的難易度だから、そのくらいを目指すのがいいかと。甲を目指したい人? 自分でがんばれ。死ぬ気で。

 で、初回であるこの記事では、「昔と比べて変わった環境」についてまとめときます。とにかく激変しているので、どこを押さえればいいか要点だけでもまとめないとというのが趣旨ですね。

 はい、最初のトピックスはこちら。

1)神ゲー攻略を踏まない

 みんな名指しを避けてぼかしてるけど僕は名指しで言うぞ。あのサイトはいわゆる検索対策で艦これ関係の攻略の最上位に来るように工作してて、その上で攻略情報がいろいろおかしい。完全スルーして、ついでに検索対策を無効にするために踏むのもなるべく避けるのがいい。害悪以外の何者でもないよあれ。攻略サイトは他にまともなのがあるからそっち使う方がいい。

2)燃料・弾薬の計算式が変わっているのに注意

 一番、感覚が狂うのはこのあたりだと思うんだよね……「レイテ」より前に引退した人はだいたい、最近のイベマップを見てドン引きしてる傾向があるけど、レイテ前とレイテ後と二期移行後ではこの計算式が大幅に変更したので、レイテ前しか知らない人間がいまのマップ見ても正確に脅威度を判定できないと思うのよね。
 なので意識して欲しいのは以下の3つ。1)対潜マスはちょっと燃料を消費するだけ。2)空襲マスはちょっと燃料弾薬を消費するだけ。3)夜戦マスは通常の半分くらいの消費。
 とにかくこれは世界が変わるレベルでいろいろ変わっていて、特に「6-5下ルート」を初めとして攻略のためのノウハウが激変するきっかけになっているので、まず自分の感覚を信用せずに計算すること。慣れないと、必要以上に仕様に振り回されることになる。

3)制空の重要性を再確認

 昔も制空は重要だった。けどそれは、「弾着観測射撃」あるいは「夜間触接」ができるかできないかという程度の要素で済んでいた。いま制空まわりの計算はこれとは比較にもならないほど複雑になっているんで、ぶっちゃけ空母の運用が昔とまるで違うのよ。そこを解説しておく。
 はい、16年引退組を念頭に置いて話をします。まず、空母が制空優勢以上かつ装備が特定条件を満たすとき、カットイン攻撃できるようになりました。これがめちゃくちゃ高攻撃力な上に、艦載機熟練度でさらに攻撃力が激変する。だから熟練度維持の重要性が以前とは比較にならないほど重要な上、空母はカットイン装備をする必要があるせいで戦闘機をそんなに多く積めない。それで「空母以外でどうやって制空値を稼ぐか」が重要になってきているのが昨今の艦これなんですね。
 具体的な話は後の記事に回すけど、攻撃機や爆撃機も「撃墜耐性」という概念が実装されていて、撃墜耐性のある機体とない機体では相手の対空で死ぬ率が激変する。このあたりを考えてやりくりするのはいまの艦これの最重要項目のひとつになっているので、「空母装備の重要性」については認識しておいた方がいい。できないと死ぬ。

4)キャップ値の変化

 知ってる人はみんな知ってるけど、艦これの火力システムには「キャップ値」という特殊なものがあって、キャップ値以上の火力はほぼ無理になってる。具体的に言うと、いま見た目火力Aの攻撃をしようとしていて、キャップ値がBで、A>Bなら、実際の攻撃力は「B+(A-Bの平方根)」になる。具体的な値としてAが250でBが150だとすると、見た目攻撃力は250なのに、実際の攻撃力は160になっちゃうんよ。実際の攻撃力を250にするためには見た目攻撃力は10150必要。無理だね!
 で、このキャップ値、変わりました。具体的に言うと、1)昼戦キャップは150から180に変更、2)対潜キャップは100から150に変更。夜戦キャップは300で変動なし。
 これがあるおかげで、長門型の立ち位置が激変したと思う。金剛型だと昼戦キャップに届かせるのはけっこう大変だけど、長門型だと悠々行ける場合が非常に多い。実はもうひとつ長門型には違う意味で立ち位置が変わったところあるけど、それは今回は触れない。とにかく、このへんも昔と感覚が大幅にずれる原因たり得るので注意が必要。いまの艦これは昔よりバカスカダメージでるよ!

5)駆逐艦関係のシステムの大幅変化

 昔から、不適切な主砲を戦艦に乗せると命中率が下がる「フィット砲」案件は有名だったけど、最近駆逐艦にフィット砲が実装されました。しかもこれがめちゃんこ大きくて、具体的には夕雲型の改二にD砲D砲電探と載せると一時期の重巡がかわいそうになるレベルの火力が出る。しかもこのフィットは画面上で確認できるんで、すごく重要。
 駆逐艦周りだとタシュケントという「四スロ」駆逐艦も実装されてたり、フレッチャー級というすさまじいマルチローラーが出てきたりして、いろいろ激変してる。対空もすでに秋月型の天下ではなくなった(というか、これはアトランタが終わらせた感)。他、「バルジを装備できる艦」「大発や内火艇で対地攻撃できる艦」がかなり重要視されていること、それから「増設スロットに熟練見張員や機銃が載る」という変化はけっこう見過ごせない。見張員はボーナスも増えたよ!

6)特殊資材の大幅増

 「改装設計図」が一部の改二に必要だったのはみんな知っていると思う。が、最近の艦これはこれに加えて「戦闘詳報」「試製カタパルト」といった改二用アイテムや、改修更新用の「新型航空兵装資材」「熟練搭乗員」「新型兵装資材」「新型砲熕兵装資材」「ネ式エンジン」といったすさまじい量の特殊アイテムが実装されている。これはクォータリー任務とかで手に入ったりするものの、最初の内は全部足りない状態だと思うので、気張って集めた方がいい。特に戦闘詳報はないと詰むことが多いので最優先回収。

7)アンドロイド版アプリが劣化

 これは厳密には嘘で、劣化はしてない。が、艦これ本体が二期に移行してブラウザ版が大幅にプレイ環境向上したのに対して、アプリ側が追いついてない。
 アンドロイドのスマホで、4ギガ以上のメモリがあるなら「アンドロイドからブラウザ版にアクセス」する方が快適だという話もちらほら聞く。当方iPhone勢なのでわからん。iPhoneだとときどき演習時に固まるけど、たしかにプレイはできる。が、iPhoneはけっこうメモリ少ないので、上の「4ギガ以上」を満たさないんだよね……


 と、今回はここまで。とにかくこのくらい環境が激変してるよって話を今回はまとめました。意識しておかないと変なところで足下掬われると思うんで、注意。次回は……なんの話からするかね。やっぱ航空戦からかな?

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