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"謝罪" (山下)

今はもう聴くことは少なくなりましたが、『謝罪会見』という単語がメディアで多く飛び交っていた時期がありました。
不祥事を起こした芸能人が謝罪会見を開く。
犯罪起こしたのならまだしも不倫騒動などの個人間で解決できる事をなぜ謝罪しなければならないのか当時の僕は疑問でした。

こんにちは
今回の稽古場ノート担当の山下健吾です‼️

冒頭でも話した謝罪会見。
ただいま稽古中の『ブルースターナックル!』にも
謝罪会見のシーンがあって不祥事起こした俳優が
フラッシュに焚かれ記者に囲まれる様はどうにも痛々しく思えてきます。
この脚本を書いた剛さんも当時のホットニュースに影響されたと語っていました。

近年、『炎上』という言葉が身近に感じられてSNSが発達し、YouTuberという職業ができた今。自分のプライベートまでもが覗かれてしまう状況になってきました。
便利なものが増えていくとそれを悪用する者も出てくるのが人の性ということなのでしょうか。

作中でも期待に応えようとする者や期待の眼差しに苛まれる者が登場してきます。
ヒーロー(理想像)のように煽てあげられすぎると本当の自分が誰なのか分からなくなるのかも知れませんね。

苛まれる者

一方で、悩みながらも自分がやるべきこと全うする者もいます。
今どきで言うリア充ってやつですね。
リア充って聞くと恋人がいる人の事を指すイメージが強いですが、語源はリアル(現実世界)で充実している生活を送っている人だそうです。
仕事や生活が上手くいっている人もいれば、そうでない人もいる。様々な人達が混じり合ってできる人間ドラマがこの作品には描かれてるんだなと
僕は思ってます。

全うする者

色々脱線したりしなかったりもしましたが
稽古も残すところあと1ヶ月を切りました‼️
俳優と俳優が感情をぶつけ合い、写真の2人を軸に周りの人々に伝播していく。感謝と謝罪。
同じ文字が使われているのも互いに表裏一体を表す言葉だから。
コロナ禍で暗い世の中になってしまった。
悲しい事が蔓延ってしまった社会に
我々ステージタイガーが太陽をも燃やす炎で明るく照らします🔥
ネットが進んだいま、なんでもスマホ1つで観れる今だからこそ❗️LIVEな感動お届けしたい🐅

『ブルースターナックル!』血と汗にじむ最高の舞台を是非!ひと夏の思い出に。

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