心の捜査官になる!(アミ)

稽古けいこ、連日稽古!
熱海の海をザッパザッパと進んでおります。

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膨大なセリフと乱高下する役の心情。それらが小気味良いテンポ展開します。
というか、その小気味良さこそが命でそこを外すと途端に全てがガタガタと崩れだす。
というわけで昨夜の稽古は序盤、うまく乗れずにてんやわんや。
一回止めて!と心の中で叫ぶも誰にも届かずショウ マスト ゴー オン。
こりゃもうアカンかと心で涙目でしたが、その後徐々に持ち直し、本来のペースを取り戻す。
どころかちょいちょいそれぞれのアイデアを足してきてたちまちグッドセッションに。

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嗚呼、積み重ねてきたものに偽りなし!
すでに我らにはこの作品を楽しむ力はある。
あとは細かい躓きをいかに無くしていくか。

というわけで帰宅後は改めて台本を頭から読む。喉が疲れてるから音読は心の中で。
しかし稽古が進んできた中で読み返す台本は味わいが違います。
一見無茶苦茶なセリフの裏に実はこんな思いがあるのではないかと思い巡ること多数。
なんという凄まじい取り調べ。木村伝兵衛の犯罪者に寄り添う姿に胸が熱くなります。
解釈はそれぞれなのでしょうが、はじめは頭のおかしい人だと思っていた伝兵衛が、今ではなんと優しい男であるかと唸るに至っています。

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今夜の通し稽古を合わせて稽古はあと2回。
より厚みのある「熱海」に。
演劇の面白さをたっぷりとお伝えします!
お楽しみにー。

アミジロウ


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