コロナ禍でも走る走る俺たち(アミ)
ほい、本日も稽古でしたよ。
毎日稽古の楽しい日々です。
昨日から取り組んでいる浜辺のシーンを本日もブラッシュアップ。
大山金太郎は同郷の山口アイ子をなぜ殺さねばならなかったのか。
木村伝兵衛部長刑事が「しがない工員のチンケな殺し」と言った事件には 何があったのか。
台詞の1つひとつに潜む感情の揺らぎを丁寧に掘り起こしていく。
やっては止めて、修正の繰り返し。ぶつ切りもぶつ切りな
進行でしたが、それでも2人の思いのすれ違いややり切れなさが
どんどんと露わになっていく様はとても豊かでした。
ああ、演劇を作っているなぁ!
タイガー版「熱海殺人事件」、良い舞台へと育っております!
そしてそれとは別に。
今日の稽古場は開催地である高槻文化会館のひと部屋でした。
稽古中にトイレの為に部屋を出たら他の部屋から合唱が。
この会館は先月まで大きな声を出しての使用は禁止となっていました。
まだまだ感染対策をしながらでしょうが、それでも文化芸術が
少し暮らしの中に戻ってきたのを実感。少なからず心が震えました。
合唱と熱海稽古の声が混ざり合うトイレの中で僕は用を足しながら
目からも尿漏れ、いや涙。
その後稽古はなんとかラストまで進み、明日は初めての通し稽古。
チビらん様にしっかり準備して臨みます!がんばるでー。
アミジロウ
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