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「誰もが楽しく働き、自分の能力を発揮できる場所を」――多様なメンバーを率いるチーフとしての使命

「動画でビジネスに革命を」をミッションに掲げ、企業のYouTubeマーケティングを支援するSTAGEON。同社のYouTube運営事業部は、チャンネル立ち上げから動画制作、そしてデータ分析まで、チャンネル運営に関わる全業務において企業を支援します。同事業部をシニアチーフとして率いる木峰 里沙は、マーケティング未経験でジョインしながらも、社内アンケートに基づいた表彰では3回連続で表彰されるなど、周囲から厚い信頼を寄せられる存在です。これまでの道のりやSTAGEONの魅力について語っていただきました。

株式会社STAGEON YouTube運営事業部 木峰里沙
大阪府生まれ
YouTube運営事業部シニアチーフ
大学卒業後、社会人経験を経てオーストラリア留学を経験。クリエイティブな仕事をしたいと考え、動画企画やマーケティング未経験でSTAGEONへジョイン。”やりきる力”とオープンマインドを武器にクライアントやメンバーと信頼関係を構築し、真摯な姿勢と温かみのある人柄に惹かれるメンバーも多い。2023年11月YouTube運営事業部シニアチーフへ昇進。視座の高い分析力を武器に、YouTubeチャンネルを成長させた高い実績と、メンバーの働きやすい環境作りや力を発揮できる場所の提供にも取り組んでいる。

クライアントにもメンバーにも常にオープンな姿勢で、風通しの良い関係性を心がける

――YouTube運営事業部におけるチーフの仕事を教えてください。

木峰:YouTube運営事業部はA~Cの3つのチームに分かれていますが、私はそのうちCチームのチーフを担当しており、YouTubeのチャンネル運営の実務を進める4つのチームを束ねて管理しています。各チームが3〜4つチャンネルずつそれぞれ運営していて、スムーズに運用できているか、メンバーが問題なく業務を進められているかなどサポートすることが主な仕事です。

また、クライアントとのコミュニケーションエラーなどのトラブルが発生したときには管理者として率先してその場に行き、説明や交渉をします。社内においては、チームメンバーに対してチャンネルの数字を伸ばすためのアドバイスをすることもあります。

――社内メンバーとのコミュニケーションでは、どういったことを心がけていますか。

木峰:オープンマインドでいることを意識しています。自分のことをさらけ出して、何か力になれることがあったらいつでも声をかけてもらえるようにしていました。社内の平均年齢よりも高い年齢で入社したので、一層強く心がけていたところもあるかもしれません。というのも、チャンネル運営というのは決して簡単な仕事ではなく、チームで連携して作り上げていかなければならないものだと思っているからです。「この人にいつでも相談できる」という環境を作っておくことは、当時から大事だと思っていました。

――そういったオープンマインドな姿勢はどのように培われたのでしょうか。

木峰:以前からそういうタイプでしたが、STAGEONに入社する前、オーストラリアに2年間留学していた経験が強く影響していると感じています。英語が苦手でも周囲とコミュニケーションを取らなければならない中で、現地の方に受け入れられたのが、壁を作らずにオープンマインドな姿勢を示すことでした。加えて、人と関係性を築くのに国籍や年齢は関係ないということも強く感じたので、たとえ周囲より年齢が高くても、臆することなく楽しもうという姿勢でいられるんだと思います。

――なるほど。では、クライアントとのコミュニケーションではどういったことを心がけていますか。

木峰:腹を割って話すことです。クライアントは自分の事業を大きくするために、決して少なくはないお金を払ってSTAGEONにチャンネル運営を依頼しています。しかし、YouTubeは私たちの努力だけで成果が出るものではなく、クライアントと二人三脚で取り組んでこそ伸ばしていけるものです。もちろん私たちも頑張りますが、クライアントにも頑張ってもらわなければなりません。だからこそ、腹を割って話し、お互いにビジョンをすり合わせるようにしています。クライアントの思いを届けたいと考えていたら、自然とそういったコミュニケーションになるのではないでしょうか。

相手としっかり向き合うということは、覚悟がいることでもあります。しかし、私はそのくらいの姿勢でいる方が楽しいと思っているんです。クライアントとの仲も深まり、現場も楽しくなりますから。会話が弾めばアイデアが湧きやすくなりますし、良い企画が生まれるなど仕事にも良い影響が与えられると思っています。

「クリエイティブな仕事がしたい!」――未経験ながらも思い切ってSTAGEONに飛び込んだ

――STAGEONにジョインしたきっかけを教えてください

木峰:以前からクリエイティブな仕事がしたいと思いながらもなかなか踏み切れなかったのですが、オーストラリア留学をきっかけに「自分はこのままで良いのだろうか」と考え、思い切ってSTAGEONに飛び込みました。過去にPhotoshopを扱ったり、ウェブサイトを作ったりといった経験はあったものの、マーケティングやYouTubeの知見はありませんでした。そんな未経験者でも受け入れてもらえたのでありがたかったですね。

――マーケティングやYouTubeの分野が未経験でジョインし、どういった点に注力しましたか。

木峰:とにかくやりきるぞという思いで取り組みました。入社してすぐの頃、「伸びているYouTubeのタイトルを1,000個リストアップし、それぞれ分析してください」という課題が出されたんです。業務と並行しながらだったので、実際には1,000個全部出す必要はないと言われていましたが、どうにか出しきりました。全て分析することまではできなかったものの、インプットすることの大切さと同時に覚悟を決めてやりきることの重要性も学びました。

「1,000個やりきろう!」などと同期のメンバーにも声をかけて、自分だけでなく周囲も巻き込んでいきました。少しウザいと思われていたかもしれませんが(笑)、私自身は中途半端な気持ちでやるのはつまらないと思うタイプなので、楽しみつつ取り組んでいました。

――では、現在のチーフという立場でもチームメンバーを同じように鼓舞しているのですね。

木峰:いえ、今はあまり意識していません。というのも、私のやり方が正解だとは思っていなくて、そういうスタイルを貫くことで仕事を楽しいと思えなくなってしまうメンバーもいるはずだからです。メンバーも増えましたし、いろんなタイプの人がいる中で熱量あるスタイルを全体的に強いるのは違うと思っています。

もちろん、みんなが同じ熱量で取り組めたらそれはそれですばらしいですが、私たちは業務委託という形で働いているということもあって、それぞれがそれぞれの目的やキャリアの展望を持っているんです。ですから、まずは各自の目的を尊重しなければ、STAGEONとして目指したい場所にも到達できないと思っています。

遠回りかもしれないけれど、メンバーが楽しいと思える環境作りが最優先

――チーフとしてどういったことを意識しながらチームをマネジメントしているのでしょうか。

木峰:各メンバーの「やりたい・やりたくない」の意向をできるだけ汲み取るようにしています。正直なところ、それが正しいのかは分からないのですが、楽しいと思いながら取り組んでもらえることを一番優先すべきだと思っています。メンバーが楽しいと思えるのはどんな環境だろうと考えながら、時折チーム配置やポジションを変えているので、結果を出すという観点では遠回りかもしれません。しかし、長期的に見るとそれが正解なのではないかと思っているところです。

――今後、どのようなことに力を入れたいと考えていますか。

木峰:メンバーが仕事を面白いと思いながら働ける環境を作っていきたいと思っています。これまで私がSTAGEONで働いてきて感じているのが、「この仕事は絶対に面白い!」ということなんです。関わるチャンネルの分野は多岐にわたっていて、これまでの知識や経験が活かせますし、数字が伸びたり、バズったりするととても嬉しい。クライアントの売上が伸びて、感謝してもらえることも大きな喜びです。

でも、楽な仕事かといえばそうではありません。イレギュラーな対応に迫られたり、数字が伸び悩んで試行錯誤したり……。そういったことがつらくなって会社を離れてしまう人もいますが、この仕事の面白さを感じられないまま辞めてしまうのはもったいないですし、STAGEONにとっても損失につながります。チーフという立場になったからこそ、働く上でどこに問題があるのか見えるようになってきて、一つひとつ改善していかなければならないと思うようになりました。チャンネルが伸び悩んでいるような時期でも、みんなが楽しく働きながら、トラブルがあっても「なんとかなるよね」と思えるような体制や、自分の能力を発揮できる場所を作りたいと考えています。

メンバーとの心地よい関係の中で、いろんなことを学びながら成長していける環境

――木峰さんが考えるSTAGEONの魅力は何ですか。

木峰:メンバーの人柄の良さです。入社してから「嫌だな」と思う人に出会ったことがなく、一緒にやりにくいメンバーがいるとか、人間関係がこじれて辞めたという話を聞いたこともありません。こうした人柄の良さが保たれているのは、それぞれの強みや意志を尊重しつつ、個人の裁量に任せる文化が会社にあるからではないかと感じているところです。もちろん間違っていることがあれば忠告はするものの、基本的には個人の意見が尊重されます。先ほど話したように、みんなが楽しく働ける環境を作りたいと考えている背景には、もともと人柄の良いメンバーが揃っていて、彼らに仕事を楽しんでほしいと思えるからなんです。

また、いろんなことを幅広く学べる環境だということも魅力として挙げられます。YouTube運営のノウハウはもちろんですが、さまざまなジャンルのチャンネルがあるので、その道のプロの知識や知見に直接触れられるのは大きなメリットではないでしょうか。私はマーケティング業界未経験で入社して、「こんなに多くのことを学べて、さらに給料までもらえるなんて本当に嬉しい」と思いました。

加えて、自分が取り組んだことが実績となることは、キャリア構築にも役立ちます。大きな事業会社や組織で取り組んだプロジェクトは、どうしても個人の実績とは捉えにくくなってしまいますが、STAGEONでは実績と個人が紐付くのが大きな魅力だと思います。

――最後に、候補者の方にメッセージをお願いします。

木峰:特別なスキルや能力を持っている必要はあまりなく、いろんなことを学びたいと思っている人と一緒に働きたいと感じています。能動的に動ける人も求められますが、一方で、言われたことにしっかりと取り組んでくれるタイプの人も必要です。心の奥に「チャンネルを伸ばしたい」「良い企画を出したい」といった思いがあれば、業務に取り組んでいるうちにアイデアがわき、おのずと能動的になってくるはずですから。ぜひ一緒にSTAGEONで働きましょう!

<取材・執筆・編集=宿木屋>

※2024年4月25日追記
ベンチャー通信90号〈2024年3月号〉にてSTAGEONのインタビュー記事が掲載されました!
本記事は、「ベンチャー通信Online」の業界別起業家インタビューにも掲載されておりますので、是非ご覧ください。

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