涙の扱い方

毎日は無理だけど、なんか考えたことがあった時に文字にしておきたいなー、と思ったのでとりあえず書いてみる。日記的な。


ということで最近考えてたのが、「舞台における涙の表現」。
現地配信に関わらず〇〇くんが本当に泣いてた、っていう話って結構話題になるというか、盛り上がるオタク多いよね。(私も結構盛り上がる)

ここで取り上げる「涙」は、演技プランに涙を流すことを入れている人(毎公演このタイミングで泣く!がある人)ではなく、千秋楽なりとあるタイミングで偶発的に涙が零れてしまった時、の話。

かなり話題になるものではあるけど、これって実際「良い」「悪い」で判断するものではないよなー、と思ってる。涙を流してしまうことって良いことなんだろうか。
本当にその日だけとか、稽古中は泣かなかったのに…って時、役者にとってはある意味アクシデントなんじゃないかなと思ったりする。それだけ役と自分の感情の境目が曖昧になっているのかもしれない。泣かないキャラクターの時に涙が出てしまったら、その涙は果たして役のものなのか役者のものなのか。


私的な結論としては、善し悪しではないけど「観れて良かったな」だとは思う。(複数回観る前提の意見感は否めないが。)役者の繊細な感情表現を食って満足する妖怪みたいなもんですからねオタクなんて。偶発的に零れ落ちてしまった感情のかたまりをその場で観れるなんて、こう…下品な言い方だけど「オトク」だよね。


こんな話してるけど時と場合によっては「泣かないようにしている」ところに揺さぶられる時もあるので本当にケースバイケースです。卒業ライブとかね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?