いまさら死人が帰ってきて良い人ぶるなよ
ボウリング・フォー・コロンバインという映画がある。
ドキュメンタリー映画だ。
マイケル・ムーアという著名な映画監督によって撮られた「コロンバイン高校銃乱射事件」を扱った作品だ。とても高評価な映画であるが、しばしば批判的意見も見られる。
それは、「歴史的事件を扱った」、「ドキュメンタリー作品」だという、その批評性と、どうしても一方的な視点によって捉えてしまう(勿論、創作者側が出来るだけ公平さを保とうとする意識はあるかもしれない、が、この映画の場合は、撮り方が恣意的であるという感