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心の問題①親(家族)との関係。

家族との関わりが心の葛藤を生み出していることが多々あります。

親に限らず、兄弟や従兄弟。親戚など。

パターンはいろいろです。

親や兄弟の存在が大き過ぎたり、またその逆だったり。

親戚からの言動が何かしらのトラウマになっていたり。

私自身も母親の存在がとても重く、煩わしいと感じていました。

それは普段母親を前にした時の、自分の心の動きからわかります。

なぜこんなにも母親のことが心に引っ掛かるのか。

それはホロスコープにも現れていました。

「やっぱりな。」と納得。

納得出来たからと言って、その問題が解決するわけではありません。

心の葛藤を解決するには、自分でその原因を探る必要があります。

あるワークを行い、意識的に心の中で母との縁を切ったこともありました。
(物理的な交流はそのままです。)

その時はスッキリしたものの、何かまだ残るもやもやがありました。


しばらく前のことになりますが、ようやく残ったもやもやを取り払うことが出来ました。

それを記録として書いておこうと思います。

同じように家族との関係で葛藤を抱えている方のお役に立てれば幸いです。

原因は人それぞれですので、必ずしもこれが当てはまるわけではありません。

でも、誰かが同じ様なことを潜在意識に埋もれさせているかもしれません。

また、今回の例をあたりまえに知っている人もいます。

「そんなのあたりまえじゃん。気づくとか気づかない以前の問題じゃない?」

こんな風に。


「そうなんだ。ふ〜ん。」

そんな軽い感じの方もいらっしゃるでしょう。


「なんでだろうね。」

全く理解できない方もいらっしゃると思います。

すでにわかっている人と、心の葛藤になってしまう人。

人生を歩む上で問題にもならない人と、ものすんごく重要な人。


その違いは何か?なぜなのか?

人は皆、人生の課題を持っています。

地球上では、誰もが乗り越える課題を携えています。

課題は皆違います。

それに伴う抱えやすい心の葛藤も、人それぞれ違います。

一人ひとりが自分の人生を創造していく。

誰かと一緒の人生はありません。

同じようでみんな違い、それぞれが別々の想いを抱えて生きています。

仲の良い友人、パートナー、家族。

同じ場所で同じ様に生活していてもみんな違う。

一人ひとりの人生なのです。

一人ひとり別々の人生だから、向き合うべき人生の重要なポイントも違うということです。

誰かにとっては重要なことも、他の誰かにとってはさほど大した問題ではない。

だからお互い理解も難しい。

人と人との心のすれ違いも、ここから生まれます。

私たちが生まれる前に決めてきたこと。

それは、どんな目的をどの性質や才能を使って成し遂げるのかということ。

目的も性質も才能も自分だけのものであり、自分にしか成し得ることが出来ません。

生きる目的が違い、人生の背景も違うから、解いていく課題も心の葛藤も違う。

ですから人に聞いても答えは出ません。

自分で気づいて向き合うしかないのです。

心の気づきは潜在意識からあがってきます。

潜在意識から顕在意識にあがってくることで、ようやく思考の範囲内に捉えることが出来ます。

潜在意識にあるものを必死に探そうと考えることに時間をかけても、思考で済ませられる領域(顕在意識)に答えはないのです。

ここで『考えずに感じる』ということが重要になってきます。

思考から離れ、心を感じる。

潜在意識の海に潜り込むのです。

潜在意識の海に潜り込んで原因を探ります。

原因が見つかると、ようやくそれと向き合うことが出来ます。

心を感じるとはそういうことです。



私が『気づき』を手にし、自分を癒しきるまでの一連の流れを簡単に記しておきます。

これを書いて、ようやく完結すると感じているからです。


私は『母の期待に応えたいけれど応えられない自分』がいたことに気づきました。

母の期待に応えられない自分を責め、後ろめたさを感じていました。

でも、自分を責めたくなかった私。

母に問題があることにして、罪悪感や後ろめたさを心の奥に閉じ込めていました。

数十年押し込められた罪悪感や後ろめたさが大きく育ち、母への嫌悪感となって現実に影響を及ぼしていたのです。

 

嫌だ嫌だ嫌だ。

嫌い嫌い嫌い。

会いたくない、会いたくない、会いたくない。

・・・・・・

私はあなたの期待に応えることが出来ません。

私に過剰な期待を寄せるのをやめてください。

私はあなたの期待に応えたいのです。

でも応えることが出来ないのです。


私はあなたが理想とする娘にはなれないのです。

だから私に期待しないでください。

あなたの期待は私を追い込み、辛くするのです。

あなたの期待に応えたいけれど、それが出来ない私は、あなたに背を向けたくなるのです。

あなたと目を合わせたくないのです。

あなたが何を期待しているのか、私には本当はわかりません。

でも、私はあなたの期待に応えられていないと感じています。


あなたは私に何を期待しているのでしょう?

私はなぜ期待に応えられていないと思うのでしょう。

とても悲しいです。

なぜだかわからないけれど、とても悲しいです。

私はあなたの喜ぶ顔が好きでした。

でも、もうそれすら見たくないのです。

喜ぶ顔が見たくて頑張ったこともありました。

でもいつの間にか、その期待にはもう応えられないと思う自分がいたのです。

あなたを喜ばせたいけれど、私にはもう出来ないのです。


私は私を許します。

母の期待に応えられないと思っている私を許します。

私は私を許します。

母の期待に応えられず、母に背を向ける私を許します。

ごめんなさい、私。

辛い思いをさせてごめんなさい。

こんな風に思っていたことに気づいてあげられなくてごめんね。

今まで1人で辛い気持ちにさせてたね。

ごめんね。

辛かったよね。

ごめんね、私。

1人で嫌な気持ちを抱えさせてごめんね。

ごめんね。

ごめんね、私。

今まで私を守ってくれてありがとう。

頑張ろうとしてくれてありがとう。

ありがとう、私。

もう大丈夫だよ。

期待に応えられなくて苦しい気持ち。

罪悪感と後ろめたさ。

どの気持ちも全部ここにいていいよ。

私の中にいても大丈夫だよ。

どこにもいかなくていいよ。

苦しい気持ちも罪悪感も全て私の気持ち。

それも私だから。

どこにもいかなくていい。

大丈夫だよ。

ここにいていいよ。

安心してここにいていいよ。



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