Niantic Wayfarer AR スキャニングのベストプラクティス
Lightship VPS で開発しているアプリの紹介
まず、はじめに私が開発した LightshipVPS のアプリケーションを紹介させていただきたいと思います。
こちらのアプリケーション、サンフランシスコで開催されたNiantic主催のLightship Summitの会場でデモ動画を流していただきました。
Lightship 公式のTwitterアカウントでも紹介していただきました。
LightshipVPSについての情報は以下にまとめてます。
Niantic Wayfarer による スキャンのポイントによる記事です。
Niantic Wayfarer 対象デバイスとOS
iPhone 8以降のデバイスに対応(LiDAR対応デバイスは必要ありません。)
iOS 15以上。(iOS14より前のデバイスではインストールできません。)
AR スキャニングのポイント
ここでは簡単にARスキャニングのポイントをまとめてます。
ARスキャニングのベストプラクティクスでは、より具体的に説明しています。
スキャンの対象物にピントを合わせ、フレームの中央に配置する。
マルチアングルでスキャンを行う。
スキャンによる移動は、滑らかで安定に行うことで最高の結果を生み出します。
地面や空に焦点を合わせたり、大きくて速い回転をしたりしないでください。
AR スキャニングのベストプラクティス
スキャン対象物は対直径10メートル以内であること。
大きな建物の場合、正面など10メートル内の対象物に対してなら使えるかもしれません。まずは小さなエリア(例:机、像、壁画など)から始めることをオススメします。)
実際に移動しながら対象物の周りを一周すること。
スマホ上で生成されるメッシュが良好であれば、VPS用に構築される3Dマップも良好になります。スキャンする視点を増やすことで、より精度が上がります。
スキャン中の移動について
1.5メートル離れて30秒から1分ほどでスキャンを完了させる。
大きな建物の場合、正面など10メートル内の対象物に対してなら使えるかもしれません。まずは小さなエリア(例:机、像、壁画など)から始めることをオススメします。)。
スキャン完了までの移動を事前に考えておくこと。
スキャンしたい対象物やエリアの周りをどのように移動するかを事前に考えた上でスキャンを実施してください。できるだけ障害物がなく、見通しのよい道を確保してください。
デバイスを縦向きにした状態でスキャンを実施すること。
スムーズに移動することを心がけてください。急に曲がったり、デバイスをぶつけたりしないようにします。こうすることで、トラッキングの精度が向上し、モーションブラーが減少します。
カメラの向きはまっすぐにすること。
デバイスのカメラはハイアングルやローアングルからではなく、エリアや対象物をまっすぐに映るようにしてください。
スキャンの推奨環境
周りに人が多い所は非推奨。
明るい場所を推奨。(暗い場所でスキャンする場合は、より、ゆっくり且つスムーズに動くことがより重要になってきます。)
Scanning for VPS: Getting Started with Lightship
この動画ではNiantic Wayfarerの使用方法からスキャンの推奨事項について、Niantic Developer Relations Lead の Triciaさんが説明しています。こちらの動画も参考してください。
参考情報
OnePlanet XR
OnePlanet XR はAR/MR技術に専門特化したコンサルティングサービスです。豊富な実績を元に、AR/MR技術を活用した新たな事業の立ち上げ支援や、社内業務のデジタル化/DX推進など、貴社の必要とするイノベーションを実現いたします。
ご相談から受け付けております。ご興味ございましたら弊社までお問い合わせください。(以下にアクセスするとお問い合わせページに遷移されます。)
Niantic Lightship VPSを使用したアプリケーション
Niantic Lightship ARDK のブログ記事
この記事以外にNiantic Lightship ARDKのブログ記事を投稿しています。
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Niantic Lightship ARDK以外のAR技術記事も定期的に投稿してます。