パーソナルカラーと顔タイプがケンカしていた話。あるいは自分の認知の歪みに気づいた話。
前回までのあらすじ
イエベ秋だという自己診断をもとに生きてきたがどうにもイエベメイクが似合わないしのみや。
これはメイクスキルの問題なのか他の問題なのか知りたくなって、横浜にある完全予約制のプライベートサロン『fleurir』
に伺ったところ、
そもそもイエベ秋じゃなくてブルべ冬だということが判明。
「でも私、オレンジ色のアクセサリーとか褒められるんだけど」
と不服なしのみやにさらなる衝撃が。
「それはたぶんパーソナルカラーじゃなくって、顔タイプに似合ってるんだと思いますよ。」
顔タイプに似合う色?何それ。
顔タイプってなんぞや。
「顔タイプ診断」とは似合う服のテイストを顔のタイプから分析する理論です。だそうな。
聞いたことはあるんですよ聞いたことは。
自己診断を試みたこともありますし。ただうまくできなかったんですよ。
そもそも顔タイプの説明で芸能人に例えるのマジで無理じゃないですか?
「私、芸能人だと新垣結衣よりかは北川景子に似てるかな☆」とか普通の人はしらふで言えるんですか?私は無理です。
私テレビに出てる人の中で自分に一番ビジュが似てると思う人、マツコ・デラックス(注1)ですもん。
曲線で子供顔
まーとにかく、そういうわけで顔タイプについては自己診断してても「自分が地味な顔だということしかわからん!」という結論に落ち着いていたわけです。
ただ顔によって似合う髪型がわかるということなので、体質の問題(注2)でおでこ全開一つ結びにせざるをえないしのみやとしましては
「髪型に寄せる形で眉毛の形を決められたらラッキーだな」くらいの感覚で診断に挑みました。
実際の診断はパーソナルカラーの様に何かを当てたりするのではなく、最初に顔写真を1枚撮るだけで結果を教えてもらえました。
(多分パーソナルカラーをやっている間にソフトウェアで顔のパーツ配置などを調べているのだと思いますが、仕組みはよくわかりません。)
まぁその結果、キュート寄りのアクティブキュートだということがわかりました。
アクティブキュートとは
パーツが曲線で子供顔で、目力強めの派手な感じの顔。
ビタミンカラーや大きくて主張の強い柄など、個性的なファッションが似合う。
素材は綿など、洗濯しやすそうな柔らかい素材がお勧め。
メイクはラメなど、キラキラしたものがお勧め。全体的にツヤを意識。
えーうそー!!どこがー?
閑話休題
どう見ても端正なお顔立ちなのに自分のことを「地味な顔」だと自称していらっしゃる松村北斗さんが所属する、SixTONESの新曲『ABARERO』のMVが絶賛公開中です。
https://www.youtube.com/watch?v=jEHYWTcIpmg
ぜひ一度ご覧ください。
さて本題に戻ります。
地味な顔?
前述しました通り私、自分のこと地味な顔だと思ってたんですよ。
でも、妙にエスニックな服やアクセサリーが似合うなぁと思っていて。
サリーも数着持っていましたし、インドのアクセサリーも持っていて
派手なビーズアクセサリーを自作もしていました。
だからエスニックが似合う=イエベ秋だと思い込む一因にもなっていたのですが、私そもそも地味な顔じゃなかったんだ。(注3)
さてここで、認知の歪みの話。
地味な顔だと思い込んでいたのにはいくつか要因があるのですが、
1.手術後も片目の眼瞼下垂の印象に引きずられすぎていた。
2.中学生になる直前ぐらいまで男の子に間違えられていたので(注4)自分と華やかなものは無縁だと思っていた。
という私のメンタル的な要因と
3.パーソナルカラーに合わないイエベメイクをしていたため、顔色がくすみパーツの印象が沈んでいた。
というビジュアル的な要因が合わさった結果、
普通に鏡を見ているにもかかわらず、自分の顔が正しく認識できないという不思議な現象が起きていたのだと思います。
人生の答え合わせ
自分がアクティブキュートのディープウィンターであると認識すると、
今まで不思議に思っていたことの答え合わせがどんどんできてきました。
妙にエスニックが似合うのはイエベ秋だからじゃなくアクティブキュートだから。
大きくて派手なピアスが似合うのは体が大きいからじゃなくてアクティブキュートだから。
「なんでみんなカラーマスク欲しがるんだろう可愛くないじゃん」と思っていたのは、ディープウィンター故にくすみピンクより普通の白マスクのほうが似合うのでカラーマスクの必要性を理解できてなかったから。
目の上にラメを塗らないと気が済まなかったのはディープウィンターもアクティブキュートもラメが似合うタイプとされているから。
マットなフェイスパウダーで顔が死ぬのはディープウィンターもアクティブキュートもツヤ肌が似合うタイプだから。
なるほどねー。
全てのことには理由があったのねー。
パーソナルカラーと顔タイプがケンカしてる
で、ここで一つ疑問。
パーソナルカラーの視点からすると、メイクの色はブルべ冬っぽい暗い色がお勧め。
顔タイプの視点からすると、メイクの色はビタミンカラーとかがお勧め。
矛盾してない?ケンカしてない?
先生は「服のテイストに合わせて選べばいいと思いますよ。スーツ着る時とかはパーソナルカラーメイクにして、普段着は顔タイプに合わせるとか。」っておっしゃっていましたし、実際に後日メイクの色とか質感とかのアドバイスシートを画像で頂けました。そしてメイクレッスンも含めて5時間程度かかった診断は終了しました。
その後いろいろ家で研究していく中で、私は根源的な疑問に突き当たりました。
なりたい顔って何だろう。あるいは次回に続く。
注釈
(注1)マツコさんはブルべ冬の骨格ストレートだという説があるのであながち間違っていなかった。
(注2)天パの髪の毛+涙でかぶれるレベルのよわよわ肌なので前髪やおくれ毛がかゆみの原因になる。
(注3)「こんなに平たい顔族で地味な顔なのに」と言ったら先生に、「平面的ではありますけど地味な顔ではないですよ」と冷静に突っ込まれました。
(注4)小6の秋に塾帰りに駅で女子高生二人に「男の人ですか?女の人ですか?」と声を掛けられたのを私は忘れないぞー!!絶対賭けしてただろ!
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