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ディープフェイク画像制作にStable Diffusionの拡張機能「roop」を使って驚いた件

みなさまもたまにあると思います。
いわゆるディープフェイク画像をたくさん作らなければならなくなる時。
今回わたしは会社での余興として同僚のディープフェイク画像を作らなかきゃいけなくて作り方を試行錯誤しました。

ディープフェイクとは?

ディープフェイクとは本来、ディープラーニングを活用して画像や動画を部分的に交換させる技術のことを意味します。そこから定義が広がり、今ではフェイク(偽)動画を指すことも多くなってきました。

具体的には、ディープラーニング技術を用いて、動画に登場する人物の顔や表情、声などを別人のものと差し替え、動画内で本人が実際に行なっていない動作をさせたり、言っていないことを言わせたりします。

フォトショップなどの画像編集ソフトを使い、画像に登場する人物の顔を別人のものと差し替えることは以前から行なわれていました。しかし昨今では、AIの進化に伴って動画での差し替えも可能になってきたのです。

https://www.sedesign.co.jp/dxinsight/what-is-deepfake
 SE design

今回は後輩たちと手分けしたらディープフェイク画像は4人分くらい作ればいいことになったので、とりあえず最初はLoRAで作ってみようかな~とざっくり作ってみたけれど、これが微妙でたしかに似ているんだけど学習画像にかなり引っ張られて顔だけそのままでいろんな恰好をさせるのがむずかしい。

なのでちょっと考え方を切り替えて「顔だけ差し替える」というやり方にしてみました。
最初に思いついたのはControlNetreference-onlyを使用すること。
結構いろんな記事を見ていると精度もそんなに悪くなさそうだし、ControlNetはすでに入れているので簡単です。レッツトライ!

この福沢諭吉さんでいろいろ試したいと思います

例として福沢諭吉さんに海でビールを飲んでほしいと思います。
さてどうなるやら…

ん?
諭吉どこ行った?
ん~なんとなく、入ってる??

これではディープフェイクとは言えません。
なんとかほかのやり方はないかなと探したところ見つけました「roop」です!

まずはroopでやってみた結果から見ていただきましょう。

え!
めちゃ顔だけさし変わる
横顔も
サングラスもかけられる!
この方が
現代的に…!

もっと詰めれば詰めるほど似てくると思いますが、簡単にやっただけでもこの精度です。現代技術おそろしや…
悪用する人はいないと信じたいけど、これは正直その危険があるなって思うくらいです。いいことや冗談程度に使っていただきたいです。

このあとはroopのインストールに躓いた健忘禄を残しておきたいと思います。

いろいろな解説ページがありますが、わたしが見てて一番わかりやすかったのはこの動画です。

▼インストールURL

しかし、2023年10月1日現在普通に上記のインストールURLから拡張機能としてインストールするとエラーが起きてStable Diffusion自体が立ち上がらなくなったりして焦ります。

解決方法はジコログさんが解説してくださっています!ありがたや~!!

以上です。
いろいろな技術があるな~と毎週のように驚きっぱなしなこの一年くらい。
まだまだいろんなことで楽しめそうです!!

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