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一瞬で綺麗なdepthを取ることができる「Depth Anything V2」を試してみる

Depth Anythingがバージョン2で復活!

Depth Anything がバージョン 2 で復活しました。
現在の他の方法よりも 10 倍高速とのこと。すごい!
さまざまなサイズのモデル (2500 万から 13 億のパラメータ) が Huggingface Hub で入手可能になっています。


Depth Anything V2とは?

Depth Anything V2はカメラ1台で撮影した画像から物体までの距離を正確に測るための新しい技術で、この技術は3Dゲームや自動運転、AR(拡張現実)などさまざまな分野で役立ちます!

主な特徴と利点

  • 高精度: 画像のみで物体の細かい部分まで正確に距離を測れる。

  • 高速: 推論速度(計算速度)が非常に速くリアルタイムで使える。

  • 柔軟性: さまざまなサイズのモデルがあり25Mから1.3B(ビリオン)パラメータまで幅広く対応。

🌐プロジェクトページ類

早速試してみる

デモもUIはこんなかんじ

早速画像をいれてdepthをとってみます。まずは綺麗な夕焼けの景色。

ほいっとな

めちゃくちゃ早くdepthが取れました。まさに一瞬。
できたdepthを元画像と比較して見てみます。

綺麗な深度情報です。こんなに一瞬で綺麗なグラデーションデプスが取れちゃうのですね。すごい。

グレースケールと16 ビットも一緒に出力できる

同時にGrayscale depth mapと16-bit raw outputもDLできるようになっていたので見てみます。

こんな感じ
見慣れたGrayscale depth map
16-bit raw output (can be considered as disparity)

他の画像でも試してみる

お部屋
バナナ
畳まれた服
抽象空間
宇宙
小石

それぞれいい感じに深度情報がとれています!

まとめ

どれもこれもびっくりするほど高速かつ綺麗で精度良く撮れました。
このDepth AnythingはAR/VR体験の向上や、映像制作にも大いに役立つ技術だと言えそうなほどのものになっていくのではないでしょうか。
未来にまた一歩近づいた感じがします!
今日はここまで〜!!

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