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生成AIの未来を探る

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こちらのマガジンは特にクリエイターに向けた最新のAIについての技術動向、社会的影響、倫理的考察、そしてAIが未来にどのような変化をもたらすかに焦点を当てた記事をまとめています。
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2024年3月の記事一覧

AIが進化するほど、フェイクか本物かはそんなに重要な話ではなくなるかも…を考えてみる

つい最近、わずか15秒の音声サンプルから、元の話者に似た自然な音声を生成可能な「Voice Engine」をOpenAI社が発表しました。 これは2022年末には開発されていたけど、悪用を避けるために慎重に小規模なテストを信用できるところと行っていたとのこと。 わかります、性能がよすぎると声なんて色んなことに悪用されそうですもんね。 日本語の精度はまあまあですが、多分英語とかだとすごい似てるのでしょう。目指すところは基本的には医療だったり、支援目的のようです。 悪用されるこ

最近いろんな企業やみんなが急に「AI活用」と言い出した理由と、実際に社員みんながAIを活用するためには何をすればいいのかを考える

AIを敵とみなしている人、味方につけようと必死に勉強している人、まったく関係なく日々を過ごしている人それぞれですが、最近はいろんなところで「AI活用」の話を聞くようになってきました。 特に大企業〜中規模企業は必死にAIを活用しようとしています。 しかし、AIをうまく活用している会社とそうでない会社に結構分かれているように感じます。 これはなぜかをわたしなりに深掘りしたいと思います。 AIの活用状況は2023年の前半と後半ではまるっきり違うまずはMMD研究所さんが2023年

これから増えるであろう実在する俳優やタレントがAI化したり、AIがタレントになったりしたときのことについて考えてみる

海外ではディープフェイクが大問題になっていますが、それとともに自らをAI化するタレントや俳優も出てきたりしています。 一時期話題となった世界的俳優のブルース・ウィリスさんの例なんて、すごくわかりやすいですよね。 自身のブランドをAI化させて認知症になった今でも稼がせています。 KISSの例はAIじゃなくてアバターだけど、それでも新しい方向性を示してくれました。 不死となって永遠に活動を続けるというのはKISSというバンドのキャラクターにも合っているように感じます。 このよ