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最新AI研究&検証

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最新AIの最前線に立つ技術、理論、応用を深掘りするマガジンです。検証結果や研究の記事をまとめています。
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#controlnet

任意の画像の色塗りをしたりクオリティをアップさせたりするControlNetのエクステンション「MistoLine」を試してみる

MistoLineはあらゆるタイプの線画入力に適応できるSDXL-ControlNetモデルで、手描きのスケッチやControlNetの様々な線画プリプロセッサ、モデル生成アウトラインなどの線画に基づいて、高品質の画像 (短辺が 1024 ピクセル以上) を生成できるとのこと。 (MistoLineは線画プリプロセッサごとに異なる ControlNet モデルを選択する必要もないとのことでした。) 今回はこのMistoLineを試してみたいと思います。 🌐プロジェクトページ

言葉で画像編集ができるくらいの精密さで話題の「CosXL Edit」を試してみる

Stability AIの新しい CosXLモデルがひっそりと話題となっています。 control netもinpaintingもmaskも不要でプロンプトだけで指定箇所を修正(再生成)できるというくらい精密な脅威的なモデル「CosXL」です。 言葉の理解の精度が高く、ツールからの指定範囲がなくとも言語のみで適用箇所を理解するということの凄さ。 CosXLはbaseとEditの 2 つのモデルで構成されており、今回の検証ではEditのほうを中心にいじってみたいと思います!

ControlNetから手軽に出来るディープフェイクで話題になってる『IP-Adapter FaceID』も試してReActorとの違いを感じた夜

先日ディープフェイク機能が強化された「ReActor」をA1111版Stable Diffusion web UIで試しました。 ↓その時の記事はこちら。 今回もディープフェイク機能ですが、今度はControlnetから手軽に調整できると話題になっていて気になった『IP-Adapter FaceID』を試してみることにしました。 controlnetの新機能なので、ReActorを使ったことがあれば特に何もすることなくそのまま下記モデルをDLしてそれぞれのフォルダに入れれ

ディープフェイク画像制作にStable Diffusionの拡張機能「roop」を使って驚いた件

みなさまもたまにあると思います。 いわゆるディープフェイク画像をたくさん作らなければならなくなる時。 今回わたしは会社での余興として同僚のディープフェイク画像を作らなかきゃいけなくて作り方を試行錯誤しました。 今回は後輩たちと手分けしたらディープフェイク画像は4人分くらい作ればいいことになったので、とりあえず最初はLoRAで作ってみようかな~とざっくり作ってみたけれど、これが微妙でたしかに似ているんだけど学習画像にかなり引っ張られて顔だけそのままでいろんな恰好をさせるのがむ