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最新AI研究&検証

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最新AIの最前線に立つ技術、理論、応用を深掘りするマガジンです。検証結果や研究の記事をまとめています。
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2024年4月の記事一覧

任意のオブジェクトイメージをいろんな角度やシチュエーションで再生成できる「🌈CustomNet」を試してみる

画像のオブジェクトイメージを保持しながら、いろんなアングルや位置での背景をコントロールできることで話題になっている「CustomNet」。 今回はこちらのモデルを試してみたいと思います。 プロジェクトページ類はこちら。 こちらがUIです。 今回はこちらの三毛猫の招き猫の画像で試してみようとおもいます。 いいですね〜 これも雑コラが捗りそうです!! 動画はこちらから。 ボタンぽちぽちするだけであっという間にできちゃうのは便利ですね!使用感も良いです。 こういうところ

新しく発表されていた2D-to-3Dの「InstantMesh」を試してみる

一枚の写真から3Dのメッシュモデル(立体的なネットワーク構造)を生成するためのフレームワーク「InstantMesh」がすごそうだったので試してみました。 3Dを作るフレームワークは他にもいくつかあって、過去にこんな感じで試しています。 さて今回はどんな感じでしょうね?? プロジェクト類は以下から。 普通、3Dモデルを作る時は複数の画像やデータを基にして詳細を加えていく必要がありますが、InstantMeshは一枚の画像から短時間(約10秒)でメッシュを生成することが

言葉で画像編集ができるくらいの精密さで話題の「CosXL Edit」を試してみる

Stability AIの新しい CosXLモデルがひっそりと話題となっています。 control netもinpaintingもmaskも不要でプロンプトだけで指定箇所を修正(再生成)できるというくらい精密な脅威的なモデル「CosXL」です。 言葉の理解の精度が高く、ツールからの指定範囲がなくとも言語のみで適用箇所を理解するということの凄さ。 CosXLはbaseとEditの 2 つのモデルで構成されており、今回の検証ではEditのほうを中心にいじってみたいと思います!

世界観を保って画像生成するオープンなAIフレームワーク「InstantStyle」を試してみる

物語性を持たせたいときや画風や絵柄を安定させたいときに良さそうなオープンなAIフレームワーク「InstantStyle」。 いままで絵柄安定といえばLoRA一択でした。 そんななか、画像の写真をアップロードし、その画像スタイルで画像を生成するという LoRA 不要のインスタント生成はかなり便利そうだったので、ちょっと試してみようと思います。 プロジェクトページ類はこちら! インストールした後のUIはこんな感じでした。 オプションでも色々遊べそうですが、まずはシンプルに