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親不孝

 母が亡くなった時、気持ちの面も正直準備する間があったので結構冷静に動けたんではないかと思う。
 初七日の日、父が脂汗をかいて法事に臨んでいたのだが、法事が終わった後病院に連れて行ったら腎結石だった。私ものちに経験したからその痛みは今では理解できるのだが、あの痛みよく我慢してたなと思う。
 その後六七日の法事を迎えた日、今度は自分が首の右側後ろが非常に痛くなった、触ったら何かぶつぶつができていた。次の日職場で話しやすかった医師に聞いてみたら、帯状疱疹じゃないと思うけど一回近くの皮膚科で見てもらったほうがいいよとのことで、次の日休みだったか何かで皮膚科に行ったら一目で、あ、帯状疱疹だね、痛いでしょ?痛み止め出しとくね、帯状疱疹に効く薬はいる?と聞かれたから取り敢えずもらっておいた。仕事のことも聞いたが私の仕事は病院だと伝えたら治るまでは休んだほうがいいとの事で多分五日くらい休んだように記憶している。その間痛みで眠れず、痛み止めが効いてる間だけ眠れて、効き目がきれて痛みがぶり返したらその痛みで目が醒めるというのを繰り返していた。で、四十九日を迎えたのだが帯状疱疹の痛みと疲れでハッキリしていなかったように思う。治ったのはいいがコレはキツかった。その後も帯状疱疹後神経痛には悩まされているが。コレはストレスが溜まったなて時に帯状疱疹が出たあたりがチクチクと痛みが出るから、自分のストレスの溜まり具合がわかってある意味良かったように感じている。
 父の腎結石も自分の帯状疱疹も母が亡くなったことによるストレスだったのかな?と思う。
 父が亡くなった時はそんな事も起こらず平穏に初七日を迎えた。この頃は関東で仕事をしていたからこれ以上田舎に滞在するのは無理だったからそこで仕事に戻った。後は田舎に残っている兄妹に任せて。私よりよっぽどしっかりしているから何も考えずに任せっぱなしだ。
 こうやってあのころを思い出すと親不孝者だなと反省してしまう。

#ストレス #腎結石 #帯状疱疹 #帯状疱疹後神経痛 #親不孝 #初七日

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