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起業家メンター日記

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日々、たくさんの起業家と接し、一緒に素敵な社会をつくる仲間として応援をしています。たくさんの相談から、多くの起業家にも知ってほしいことを、メンター日記として残していきます。
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ソーシャルビジネスで起業する人が、必ず身につけておきたい「5のマインド」

共感起業大全では、ソーシャルビジネスや社会起業という言葉を使っていません。それは、ビジネスを「社会をより良くしていくために存在するもの」という大前提であること、そしてきっとその想いのある方は「共感起業」にピンときてもらえると考えたからです。 ですから、この本を読んでもらえれば、ソーシャルビジネスの始め方そのものだと感じてもらえるはずです。 ソーシャルビジネスは、社会性と事業性の両立が求められますから、普通にビジネスをするだけでも大変なのに、更にいろいろな葛藤があり負荷がかか

ブランディングとは、意味に共感をしてもらうこと

ブランディングの思い違いビジネスの相談を受けていると、よく「ブランディング」という言葉にたどりつく。 ブランディングがしたい 使いやすい言葉なのかもしれない。 魔法のような言葉。 みんなが選んでくれる/買ってくれる。 そんなイメージを表す言葉なのかもしれない。 でも、選んでもらうためのアクションであれば、多くの場合は広告か販促。 買ってくれるためのタイトルをつけるとか クリックするためのキャッチコピーとか 商品のコンセプトを考えるとか それはブランディングとは言わ

安易に得るものは、安易に失う(お金編)

「安易に得るものは、安易に失う」 これは、僕がベンチャー経営をしていた時の、投資家からもらった言葉です。 起業や経営をしていると、どうしても届きやすいところに手を差し伸べがちになるもの。 そんな時に、この言葉がふっと出てきます。 何度もこの言葉に、助けられ励まされ、そして僕はいつも心を引き締めています。 今回は「お金編」 投資家からの出資この言葉をもらったのは、ベンチャー創業2社目のとき、投資家から出資という形でお金を預かった時のこと。 経営者は出資を受ける時に

起業に勇気は必要ですか?

起業していない人が、起業をリスクだと言っているなかなか起業の1歩が踏み出せない。 起業だなんて、そんな勇気はない。 だから、起業には、勇気が必要だ。 そんな思い込みがありませんか? 結論からいうと、起業に、勇気はいりません。 むしろ、勇気を意識していない方が、うまくいくことが多いと思います。 実際に私は、30社の起業や経営の経験をし、500人以上の起業家の支援をしてきました。 実際に私は、起業に勇気を意識したことがありません。そして、出会った起業家と話をしても、起業に