能力とはモノではなくコト(現象)

面白かったからメモ
結論 能力によるアイデンティティ沼から脱しよう
   能力に見えるのはその環境における現象

①能力主義とは
会社で働く、社会人として生活すると考えてしまう「自分の能力」や「スキル」、「成果」
小学校、中学校、高校と個人に成績表がつけられているところから能力主義に頭が寄ってしまう
自分は足が早いけど、国語は苦手だとか
その日、その時、その集団の中で発揮したものが結果として、相対的に評価されただけ
部活のレギュラー争いも、大学試験も、研究も、就活も得られた結果は自分に絶対的な能力やスキルがあったわけでなく、相対的に能力やスキルがあるように評価され現象として顕現しただけ
結果がある=いつでもその人が能力を発揮する
とはならない

②能力とは
能力は発揮されることで可視化や評価される
能力の発揮は“内的リソース”と“外的リソース”の融合によって現れる
内的リソースは個人の経験や才能、得意なこと
外的リソースは環境や、人間関係
会社などでの「成果評価」でもよくあるように個人ごとの絶対評価は不可能かつ、プロジェクトによっては外部影響が大きく、個人の力ではどうやっても成果はでないこともある
上司からの印象、昇格面接のときの印象によっても結果は変わる
結果が悪くても決して自分に能力がないわけではない、かといって普遍の能力など元々ない
つぶさんがよく言う「自分の必勝パターン」を思い出した
自分が絶対に勝てる状況に身を置く嗅覚
そのような状況を作り出す戦略
安定して結果が出せるように苦手なことを人にお願いする

③アイデンティティとは
普遍の能力のありなしとは全く関係がない
固有の人間関係の中に存在する
再現性はなく、一般的でもない
汎用的である必要もない
生きてきた経験、物語を持っていること
なぜ好きなことが好きなのか、夢中になれるのか
きっかけや没頭したこと
努力しなくても人よりできたこと
散々言われる駄目なとこや、失敗経験


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