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しんきんの関連会社運営の婚活イベント

2022年度がスタートした頃、地域活性化の目的で婚活イベントを開催するよう親会社から命じられました。本来の業務とは全く違う業種で戸惑うことは避けられませんでした。
まず、担当するものは全員既婚者でしたが、婚活などない時代を過ごしてきたメンバーばかりで、運営できるか不安しかありませんでした。
知っているのは、某テレビ局でやっていた婚活番組くらいです。試しに参加してみよう‼ というわけにもいきませんので。

そこで、あちこちの婚活イベントを探して研究したり、婚活イベントに参加したことのある若い職員をつかまえて様子を聞いたりして、頭の中で疑似婚活をして想像力を働かせてみました。

結果、目指すのは「体験型の婚活」にしようと決めました。
これは譲れないことの1つ目です。(あとでもう2つ出てきます)
体験型にすることで相手の所作や人柄が出て会話だけではわからない部分を発見できるのではというのが目的でした。では何をするか…
出した案です。
・コーヒーの淹れ方で婚活
・パン作りで婚活
・登山で婚活
・テニスで婚活
・ヨガで婚活
・お料理教室で婚活
・蕎麦打ちで婚活
・陶芸で婚活
・味噌作りで婚活
・神社で婚活
いろいろ出てきました。
結局自分たちの興味のあるものばかりなのですが、人生経験のあるメンバーばかりなのでどれを選んでも間違いないという変な自信はありました。

ここからどれにするか… 
第1回目はパン作りで婚活に決まりました。
パンは発酵時間があるのでその時間をトークの時間にしようと考えたのです。若い方の受けも良いのでは?という目論見もありました。

決まりましたがとにかく初めてのことでしたので、チラシはどうする?講師の先生はどうする?場所は?日時は?会費は?司会は?タイムテーブルは?
もう、決めなくてはいけないことばかりでした。

ここで譲れないこと2つ目「会費は男女同じ額にすること」
3つ目「必ずマッチングを発表すること」
理由はあえて言いませんが、この3つが我が社のこだわりです。

話がそれましたが
チラシ作りは筆者の私がなんとか形にしました。
パン作りの講師の先生の先生がなかなか見つからず難航しましたが
賛同してくださる先生に出会うことができました。
司会の方も地元の方にお願いすることが出来ました。
パン作りが出来るキッチンは清潔感があってお手洗いも近くにあるところを探しました。

講師の先生との打ち合わせも兼ねスタッフがパン作りを体験し、円滑に婚活が出来ようにしっかり打合せをしました。

スタッフは実際にパン作りを体験しました

こうしてイベントの準備はゆっくりながらも進んでいきましたが……
締切が迫っていても、主役がなかなか集まりませんでした。実績もないし、宣伝もそれほどしていないので無理もないかもしれませんが、参加者を集めるのには大変に苦労しました。結果どのくらい集まったかは「パン作りで婚活」を見てくださいね。

前述の通り、我が社はイベント業務がメインの会社ではないので、他の業務と並行して進めていき、結局開催出来たのは10月の終わりでした。
初めての婚活イベント開催、どうなったでしょうか… 続く


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