忙しくて、や、時間がないので、は優先順位が低いので、の丁寧語です。

今年も後半が始まった。

相変わらず世界はコロナと戦っているし
相変わらず私は婚活を続けているし
相変わらず時が経つのは早すぎて怖い。

占い師には5月か6月に結婚相手と出会うと言われたのに結局誰のことも好きになれず、
この半年間どんな意味があっただろうと振り返ると、それなりに足掻いた割に人生は1mmも前進せず大した想い出も獲得できなかった結果に焦りが募っているところである。

ああ、しょっぱなから暗すぎる内容になってしまった笑

暗いついでに。
今朝キミとけんかした。

3日前、人が死ぬ間際に走馬灯を見る理由を知った私はそれをキミにも送った。

走馬灯は突然死のケースに見ることが多いこと。
走馬灯は、人は死に直面した危機的状況に陥った際、助かりたい一心でなんとか助かる方法を脳から引き出そうとするために見ること。
また突然死の中で最も走馬灯を見る確率が高いのは溺死で、それは記憶を管理する海馬が酸素不足のためきちんと機能しなくなるからという説もあること。
他に、急に死に直面したことにより、多量に分泌したアドレナリンが脳に変化をもたらし記憶が蘇る説もあること。
さらに、死を目前にしたショックや痛みから逃れるために意識が乖離状態になり走馬灯を見る説もあること。

私は面白いと思ったし人間の脳の神秘に感動すらしたが、キミはこの類の話に興味を示さないことは実は分かっていた。

案の定キミは「さ、仕事仕事」と返信してきた。
続けて「ボーナス祝いにごはん行こうか」と。

私が
「これ面白くない?」
「行こう、今週?」
と2つまとめて返事をすると、

「まだ読んでない、仕事モードなのさ」でラインは終わってしまった。

私は夜まで返事を待った。
経験上キミの「あとで見る、あとで聞く、あとで読む」の「あとで」は来ないことは分かっていたけど、それでも少しだけ期待する癖が抜けなくて。

今日はもういいやと思い日付けが変わる頃に「おやすみ」と送ると飲み会の写真が続々と送られてきた。

なるほど、飲み会だったのか。
久しぶりの飲み会、楽しそうで良かった。
キミは人と飲むのが大好きだから。

そして昨日、私から送った別のラインにも特に触れないまま、またも飲み会の写真が急に送られてきたところでカチンときてしまった。

「自分のしたいラインしかしないよね。3日前のライン結局返信もらってないよ、いらないけど」

「すぐに返せない、或いは、返せるほどこちらの考察に時間が取れていない、っていうことも結構あるよ」

「すぐじゃない、何日間も明けてるうちに忘れるのがキミでしょ。それに飲み会の写真とか、自分が送りたいものは送ってくるわけだし。いくらでも他の人ともラインしてるんだろうから、忙しくて、を理由にするのは違うと思う」

「否定はしないけど、他の見方もできる?」

「でも私のラインは蔑ろにしてもいいやって感覚はあるでしょう」

「被害妄想。本当にそう思うならそれでいいよ」

カチンカチン。
グループラインでは積極的に参加してるじゃないか。

忙しくて、や、時間がないので、は
優先順位が低いので、の丁寧語です。

今朝改めて
「一見愛想がよくて人気者でも、
調子がいいだけで誠実でない面は周りに漏れるよ、余計なお世話ですが。それでごはんはいつにするの?」
と送り既読無視されてる状態なわけです。

だがしかしこうやって文字にしてみると実にくだらないかもしれない。

けんかの内容だけでなくて
冷静に見ると私がかまってほしがってるだけみたいな構図が愚かしい。恥ずかしい。

相手がキミじゃなければこんなに意地にならないしいちいちふっかけないのだけど。

下半期初日の朝から大雨だった。
明日も土砂降り予報。だけど金曜日。
あと1日がんばろ。

ところでこのnote、いつまで続くかなあ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?