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我が家の「宿題タイム」の様子

「宿題を見るのが意外と大変。」
子どもが小学生になったときに私が思ったことです。

私(30代)が小学生のころ、宿題なんて全然出ませんでした。
高学年から塾に行っていたので、その膨大な宿題と戦ってはいましたが、ゆとりのさなかの小学校なんて、居眠りしていても大丈夫、って感じでした。

親になった今、勉強というものは、やるに越したことはないと思ってはいますが、特に小学生のうちはやる気がない時にやっても頭には入らないだろう(=つまり無理にやらなくてもよい)というのが持論です。

特に低学年のうちは、疲れたからとぐずぐずしていたり、やりたくないからとぼんやりしていることもありますよね。
そんな時に宿題をやらせても身になるわけありませんから…やらないならそのまま学校持っていけばー?とか言っちゃいます。

まぁ、あまり突き放すと「学校行かない」と言い出すので、「1問だけ解いてみたら」とか「先生はできるところまででいいって言ってたよ」とか声はかけますけども。

あとは、こちら(親)としても、最低限の環境は整えてあげることが良いと思っています。新しい発見があるようなやり方ではないのですが、我が家で実践していることを紹介します。

1.宿題タイムを作る

宿題タイムとは、文字通り宿題をやる時間。
我が家では夕食後(おおむね19時前)~お風呂の前(20時前後)。
この時間はテレビを消して宿題をやります。

まぁ、別に帰宅後すぐやらせてもいいのですが、お友達と遊びに行くこともあるし、習い事に行くこともありますから、その時間に固定するのは難しい。
遊びから帰ってきた17時過ぎから夕食までは娘がヴァイオリンの練習時間にしているし、私も食事を作っているので、下の子だけ宿題をやらせるのも不平等?ということで自由時間にしています。

テレビは見ないの?とたまに聞かれますが、娘の入学以来このリズムなので、食後にテレビがダラダラついているということは基本的にありません。
見たいものは録画をして週末にまとめて見ているようです。

どうしてもオンタイムで見たい時は、姉弟で相談して、夕食前に宿題を終わらせたり、早めに入浴しているようです。私としてはやることをやっていればそのくらいの工夫は大いに歓迎ですから、好きにやったらいいと思います。

ただ、最近は夫の帰宅時間が早く、息子がダイニングに宿題を広げているところに帰ってきて、構わずテレビを点けて食事をするので微妙だなとは思っています。(娘は自室で勉強しています)
様子を見ながら、自室でも勉強できるようにしてあげないとなーと思っているとかいないとか。

2.質問しやすい雰囲気づくり

子どもたちが勉強している間、親がじーっと見張っているとお互いに息が詰まりますよね。基本的に取り組み始めのうちは集中力も続きますから、私はさっさと入浴を済ませてしまいます。

そうこうしているうちに、「計算のやり方を忘れた」「(新出漢字を使った)熟語が思いつかない」と言い出すので、私の入浴後から午後9時までは質問や音読、丸付けを受け付けることにしています。その時間までは家事をしていても、自室でくつろいでいても筋トレしていても声をかけてOK、手を止めて対応するようにしています。

正直、丸付けは間違った問題を解きなおさせるので、間違いが多いと面倒に思う時もありますが、最大限に嫌な顔をせず対応するようにしています。

逆に9時を過ぎると自室を消灯して受付終了としています。
娘は小5になってなかなか宿題が終わらない…という事態になっているときもあるようですが、受付時間は延長していません。というか、9時になったら子どもは寝てほしい。

終わらないなら早く始めるとか、自分で工夫するよう伝えています。

3.リズムづくりのための教材を揃える

たまに、学校行事などで宿題が出なかったり、休校の措置で一時的に先生からの指示が滞ったりして、「今日は勉強することが何もない」という事態になることも。

そんなときのために、市販の問題集も購入しています。普段やるためではなく、宿題のない日や、長期の休みにやらせるためのものなので、分厚いものではなく、いろんな教科が入った学年のまとめのような問題集を選んでいます。
「宿題が無いなら問題集から好きなページやっておきな~」って感じです。「好きなページ」っていうのもポイント。できそうなやつをやったらいいんですよ。

市販の問題集はあくまで宿題や学習時間のリズムを維持するためのものなので、学年末に終わってなくても気にせず使い続けたり、年度途中でもやり切ったら、また手ごろなものを購入してあげたりして、ゆるく使用しています。

やってないから叱るとか、やるように強く言ったりはしません。ただ、やったときは盛大に褒めています。薄めの問題集を選ぶことで本人が「やりきった」と思えるようにするのもいいですよね。

ちなみに息子はタブレット学習も楽しいようなので、大手の教材を使用しています。これも普段はあまり熱心にやりませんが、長期休みや休校中はよくやっています。
ちょっとゲーム要素もあるし、特に男子にはウケそうですね。親としては丸付けが無いのもGOODです。

働くお父さん、お母さん、お疲れさまです。

両親ともに働いている方たちは本当に毎日大変ですよね。学童へ行ってくれているうちはそこで宿題を済ませてくることも多いですが、学年が上がるにつれて鍵をもって帰宅することも多くなります。

先日、息子の習い事を待つ間、お店でコーヒーを飲んでいたら、息子の前の時間にレッスンを終わった小学生がマックを一人分買って自転車で帰るところを見かけました。

きっと学校から帰って、時間になったからレッスンに来て、帰っても誰もいないから晩ご飯のマックを買って帰って宿題するんだろうな、しっかりしているな、うちの子は同じことできるのかな、と思いました。

反面、さまざまな心配もありますよね。
子どもが大きくなった時期こそ、目を離さないでいたいなと思いました。
(私も外で働きたい気持ちはもちろんあるのですが…)

子育てって難しいです。

記事を読んでいただき、ありがとうございます。