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プールに入って思ったこと

持つべきものは顔の広い友人です。自分自身が顔が広いと出先でもぼんやりしていられませんから、顔が広い友人がいるという程度が一番良いのです。
そんなわけで、友人から「品川プリンスホテルのプールに入れる券」をもらいました。券の正式名称はおしゃれすぎて分かりません。

夏休みと言えばプールなのでしょう。しかし、小学生の子どもが2人いて、家族そろってプールに出かけると、なかなかまとまった金額が飛んでいくのです。そして帰りの電車で子どもは寝るのでしょう?帰ったら夕飯は私が作るのでしょう?洗濯も私でしょう?……イヤだわ。
たぶん私がプールに積極的じゃない理由は、そんなめんどくささに加えて「学び」が少ないからなんじゃないかな。博物館や美術館には学びがある。キャンプだって学びがある。じゃあプールは?なんか楽しいだけじゃない?

私は昔から子どもが「なんか楽しい」というだけのことに多額のお金を払うのは大嫌い。習い事とかも「楽しそうにやってるから」という理由で通わせているママ友を冷めた目で見ていたのを覚えてます。そもそも「なんか楽しそうなこと」なんて、子どもが自分で見つけるべきこと。親はそれを見つけられるように日常を一工夫させることこそが大事なんじゃないかと思ったりもします。

そうはいっても、ホテルのプールで遊ぶ子どもたちは輝いていました。良かったね。広くて波とか流れるプールとか、たくさんあると見失ってしまうのですが、品プリは室内にひとつと屋外にひとつプールがあるだけで、私ひとりで子どもを2人連れて行っても大丈夫でした。
子どもも満足したようでなにより。

はじめは貸切でしたが、そのうちにデッキチェアに大人たちがゴロゴロ……。でも水に入る人はいないので、結局子どもたちだけで貸切。私もデッキチェア借りてゴロゴロしたかったけど、子どもから目を離すのはダメだろ。ってことでベンチにて。

そんな過ぎ去りし夏休みのひとこま。

記事を読んでいただき、ありがとうございます。