ルバイヤートの話。
「ルバイヤート」という本をご存知ですか?
11世紀のイランの詩人であり学者でもあったウマル・ハイヤームによる詩集で、どの詩もみなルバーイイという四行詩なのですね。
僕はこの詩集がすごく好きなんです。なんか、あまりに身も蓋もないので爽快なんですよね。
たとえば、この詩。
いや、そうですけど! 言ったらあかん!
あと、この詩も好きです。
それも言うたらあかん! 大人として!
中東っていうとイスラム圏だし、戒律とか厳しそうなイメージありますけど、こういう人もいるんですね。当たり前ですけど。
ていうか、この詩集の半分くらいは酒の詩なんですよね、この人。どんだけ酒飲みやねん。
死んでも飲みたいか!
もう、筋金入りですよねえ。何かこの詩集読んでると頭の中で勝手に「酒が飲める飲めるぞー酒が飲めるぞー」の歌が流れてくるんですよね。ほんと仕方ねーなー、このおっさんは。って気持ちになります。
で、しかも美女が好きなんですよね、この人。
本当にねえ。酒が好きでエロいおっさんなんですよ、この人。もう、最悪じゃないですか。
でもね、そうかと思えば、こんな詩も詠むんですよね。
えー。急な真面目な顔してそんな難しい話して!
もう、なんか、ずるいわー。別の意味でやらしいわー。
ほんと、最高です、この詩集。
アラビア語は読めないので詩としてのすごさは分からないんですけど、とりあえずこのおっさんが酒と美女と詩が大好きだってのは分かります。
なんか、それでいいんですよね。てか、それがいいんですよね、きっと。
ということで、また明日。
おやすみなさい。
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