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6月前半の短歌

僕は今、ふくろふという名で毎日うたの日というサイトに短歌を投稿しています。

ということで今日は、今月前半に詠んだ歌のまとめです。

それでは、どうぞ。

6月1日
雨の後外の世界に架かる虹「何色にする?」とたづねるやうな

6月2日
雨だから悲しくなるというよりもただ雨というだけで悲しい

6月3日
天からの涙を受けた紫陽花が精一杯に返す空色

6月4日
君が息吹きかけるため灯された火が束の間に照らす永遠

6月5日
太陽も疲れる時があるけれど雲がその背に乗っけてくれる

6月6日
この地球(ほし)を一つの色に染めるよりみんな混ざって黒になろうよ

6月7日
炭酸に添えたライムを単位とし世界の幸福量を求めよ

6月8日
夕顔の花言葉さえまだ知らぬ健やかなその目に映る我

6月9日
共に発ち紆余曲折を経た後に&(アンパサンド)で並んだ僕ら

6月10日
好きという気持ち=君が捧げた時間×君の一生

6月11日
ただ黒に生まれたことを誇りとし空を軌道で切り裂く鴉

6月12日
切られたる跡の目につく君とゐてブコウスキイは息酒臭し

6月13日
雨の日は偏頭痛になる僕たちだきっと泣けない人魚の名残りで

6月14日
南から太陽連れてやってきた風がくすぐるてるてる坊主

6月15日
まだ夢が怪獣だった頃兄と交わした男の約束がある

あと、うたの日以外にもなんか色々詠んでいます。

これとか。

これとか。

そうそう、なんだかまた書写をしたくなってきたので、詠んだ短歌を一筆箋に書いてTwitterに上げることにしました。

いやー、難しいものですね。

ということで、また明日。

おやすみなさい。

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