6月前半の短歌 5 峰庭梟 2023年6月16日 15:46 僕は今、ふくろふという名で毎日うたの日というサイトに短歌を投稿しています。ということで今日は、今月前半に詠んだ歌のまとめです。それでは、どうぞ。6月1日雨の後外の世界に架かる虹「何色にする?」とたづねるやうな6月2日雨だから悲しくなるというよりもただ雨というだけで悲しい6月3日天からの涙を受けた紫陽花が精一杯に返す空色6月4日君が息吹きかけるため灯された火が束の間に照らす永遠6月5日太陽も疲れる時があるけれど雲がその背に乗っけてくれる6月6日この地球(ほし)を一つの色に染めるよりみんな混ざって黒になろうよ6月7日炭酸に添えたライムを単位とし世界の幸福量を求めよ6月8日夕顔の花言葉さえまだ知らぬ健やかなその目に映る我6月9日共に発ち紆余曲折を経た後に&(アンパサンド)で並んだ僕ら6月10日好きという気持ち=君が捧げた時間×君の一生6月11日ただ黒に生まれたことを誇りとし空を軌道で切り裂く鴉6月12日切られたる跡の目につく君とゐてブコウスキイは息酒臭し6月13日雨の日は偏頭痛になる僕たちだきっと泣けない人魚の名残りで6月14日南から太陽連れてやってきた風がくすぐるてるてる坊主6月15日まだ夢が怪獣だった頃兄と交わした男の約束があるあと、うたの日以外にもなんか色々詠んでいます。これとか。変化することに夢見るときもあり夢見失うときもまたあり#短歌#tanka https://t.co/huN2fxlFl6 pic.twitter.com/HhVUClW6Dh— 峰庭梟 (@sss_books) June 13, 2023 これとか。「いいね」という電気羊を数えてる0と1で描かれた夜に#短歌#tanka https://t.co/ViaIylAxLB pic.twitter.com/t0zKGb2uXx— 峰庭梟 (@sss_books) June 15, 2023 そうそう、なんだかまた書写をしたくなってきたので、詠んだ短歌を一筆箋に書いてTwitterに上げることにしました。いやー、難しいものですね。ということで、また明日。おやすみなさい。 ダウンロード copy #短歌 5 よろしければサポートお願いします!頂いたサポートは今後の創作活動のために使わせていただきます! 記事をサポート