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【MLBトレード】ミッチ・ホワイトらのTOR入り

MLBトレード日記

　TORがLADからミッチ・ホワイト（残り5年半）、アレックス・デヘスス（残り6年）を獲得しました。LADはニック・フラッソ（残り6年）、モイセス・ブリトー（残り6年）を獲得しました。

〇ファーストインプレッション

　TORがリリーバーのバス・ポップ獲得に続き、保有期間の長いローテ候補の投手を獲得。ローテ上位、主軸が充実する中で脇を固めるサテライト的な選手の質を向上させる中長期的な目線でのトレードになったと思います。LADは溢れたローテ候補投手でファームに厚みを加える要領のいい立ち回りを見せました。

〇TORサイド

　ローテ上位が固まっている中、ローテ下位のデプスをカバーしました。メリフィールド獲得にマックス・カスティーヨを放出したので、保有権が長くソリッドなスターターは中長期的なローテの安定にはプラスだと思います。さらにデヘススの獲得もSSプロスペクトのデプスという点で小さくないと思います。グロシャンズの放出を少しはカバーできたと思いますし、MLBでビシェットが居座っているので、若返らせたのは悪くないと思います。

〇LADサイド

　余剰戦力をファームに代える要領のいい動きです。今夏のデッドラインでは、ダントツ首位を走りながら、ナ・リーグ西地区でSFに次いで多くのプロスペクトを獲得するというワケの分からないトランザクションをしています。LADが長期的な強さを維持している要因が垣間見られたトレードです。

〇総評

　TORは柳の契約も終わりに近づき、ベリオス、ガウスマン、マノアのローテ上位が数年続くことが確定している中で若返りを図ることができたと思います。ATLのように40人枠の選手の質を向上し、かつ柔軟に動かせる編成を目指している印象です。LADは憎らしいほどの立ち回りの巧さで心配なのはいわれのないヘイトを買わないかだけでしょう。

※画像はMLB公式


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