カジュアル面談に来たら合計100万円プレゼント!キャンペーンはじめました

この度、自分が所属するHRBrainという会社で

カジュアル面談をした100名の方に1万円、合計100万円をプレゼント

キャンペーンをはじめました!


何故こんなことを始めたのか、背景を伝えるためにこの記事を書きました。

採用って想像以上にお金がかかる

前職ではバックエンドのエンジニアとして開発をしていたので、採用には全く関わったことがありませんでした。

2018年頭に今の会社に入社してから、徐々に採用に携わるようになって今ではエンジニア採用が自分の業務の中心になってきています。

採用をやりはじめてから分かったことは、

とにかくお金!お金!!お金!!!がかかる

ということ。具体例を出すと

- エージェント経由で採用が決まると、年収の30~35%が手数料として持っていかれる
例えば年収が600万の方の採用が決まったら、200万円~は手数料でもっていかれます。

引越しの仲介手数料の1ヶ月分ですら嫌なのに、年収の30~35%って月換算したら3~4ヶ月分です。

「50%~100%の手数料払うと優先的に紹介しますよ!」ってところもあるらしく、年間1~2人紹介したら年収分稼げることになりますね。ちょっと意味が分かりません。

- スカウトする場合、1通あたり4000円かかる
Wantedlyの一番高いプランの場合ですが、1通4000円かかります。飲みに行けちゃいます。

更に、スカウトは打ったところで必ず返信があるわけではありません。だいたい10~20%くらいの返信率が一般的らしいので、たくさん返事もらった場合でも1人から返事をもらうのに約2万円かかります。

2万円あれば回らないお寿司食べられます。

- その他媒体でもお金がかかる
月額○円の1年契約とか、成果報酬型とかいろいろ形はありますが、基本的にどんなサービスを使ってもとにかくお金がかかります。

何のためにお金を使うのか?

自分は貧乏性なので、
- 使うお金で何が手に入るのか、時間なのかモノなのか知識なのか
- 代替案はないか、他の使い方をすることでより良い結果にならないか
をよく考えます。

採用にかかるお金って誰に何のために支払ってるんだっけ、このお金があったら他にもっとやれることないんだっけ、って考えたときに

エージェントが弊社を熟知していて相性最高な人を高頻度で紹介してくれるなら、メッセージのやり取りとか人を探す時間とか面接する手間が省けるから、その分はお金払う価値がある
-> 実際には相性良い人ばかりではないし、面接も普通にするし、手間はそこまで省けていない
-> 手数料が200万かかるとした場合、エージェント経由じゃなかったと考えると同じ200万で16inch64GBメモリのMBPが4~5個買えるし、HHKBだと66個も買える

媒体に優秀な人がたくさんいて、プロフィールも完璧に書かれているし何がやりたいかもしっかり書かれているならマッチングする可能性の高い人を探しやすいから、闇雲に探す時間が省けてスカウトにお金かかる価値がある
-> 実際にはほとんど情報がないユーザーもたくさんいて、それなら特定のサービス内に閉じなくても、twitterのプロフィールに同じようなプロフィール書いてる人はたくさんいる
 -> 1回会うのに2万円かかるなら、そのお金を直接渡せば技術書買ったりちょっと良いもの食べたりできる

こんなことを常日頃考えていました。

そんな旨の発言をしたら思いの外反応があり、本当にやってみたら面白いんじゃない?という友人からのアドバイスもあり、実際にやってみることにしました。

狙い

今回のキャンペーンを実施する狙いは大きく3つあります。

1. 採用につなげたい
これは言わずもがなです。React, TypeScript, GraphQL強いつよつよフロントエンドエンジニアマン大募集してます。
業務内容としては、
- 目標評価管理サービスの運用、新規機能開発
- 新規の人事DBサービスの開発
- これから立ち上げる新規サービスの開発
のどれかになるかと思います。

2. 働く人に直接還元したい
今会社が採用のために使っているお金を全部直接従業員に還元できたら、シンプルに年収のベースが上がります。
すぐに上がらなかったとしても、会社は別の部分にお金を投資することができ、それによって儲けることができ、いずれ従業員の給与は上がるはずです。
まずはスタート地点として1万円をプレゼントすることで、少しだけですが働く人に還元できると考えてます。

3. 転職をもっとライトなものにしたい
Web界隈のエンジニアはもう既にライトになってきてはいますが、それでもやっぱり媒体ごとに情報登録しないといけなかったり、エージェントに興味ないとこの面接受けさせられたり、気持ち的にちょっと億劫になる部分もまだまだあると思います。
Twitterでのつながりで転職をみんな当たり前にやるようになれば、登録の必須項目もないし、興味ないところのDMは無視すればいいし、ちょっと興味あればめんどくさいけどお小遣いもらえるから行ってみるかって気持ちになれるし、良いことばっかりです。


逆に狙っていない、避けたいこともあります。

それはシン・ゴリラさんが指摘してくださったこの内容です(この連絡もらって本当に嬉しかったです、ありがとうございました!)。

全く興味がなくてビジョンもそんなに共感してない方が、お金をきっかけにカジュアル面談に来て話を聞いた結果、興味が湧いてご縁につながるとか、興味を持ちそうな知り合いを紹介いただくということは考えられます。こういうケースは大歓迎だと思っています。

しかしお金が欲しいという理由で、スキルや経歴に嘘を付いてカジュアル面談に来るということは絶対に避けたいです。

ここは実際にやってみないと分からないところはありますが、基本的に性善説を信じたいのと、明らかな嘘は過去ツイートを遡ることである程度見抜けるのではないかと思っています。

皆様へお願い

今回のチャレンジは弊社だけでなくいろんな会社のメリットにつながるはずなので、結果を後日どこかにまとめて公開する予定です。

誰も面談に来てくれなかったということだけは最も避けたいので、ぜひ拡散をお願いしたいです。

また、フロントエンドエンジニアに限らず全てのWebエンジニアの皆様は、プロフィール等に経験スキルや今後やりたいことを記載していただけると、スカウト候補者を探しやすいので是非よろしくお願いします。
これからスカウトDMどんどん送っていきます。

今のアカウントは趣味用だから嫌だ!って方は新しくアカウント作っても良いと思います。

さいごに

初の試みでどういう結果になるか全く分かりませんが、みなさま是非ご協力お願いします!

我々HRBrainのバリューはトライドリブンといい、こういったチャレンジが歓迎される環境です。

一緒に試行錯誤を楽しみたい方、全職種で募集しているのでご応募お待ちしております!


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