得意ジャンルとライバル

 得意ジャンルは「スポーツ」ですが、その中でも得意・不得意なスポーツがあります。今回は自己紹介も兼ねて、私の得意なスポーツとそのライバルを書いていこうと思います。

①得意ジャンル:陸上 ライバル:多数

 私は中学生の頃から箱根駅伝の大ファンです。第63回高校駅伝の4区で区間賞を獲得した一色恭志さんの軸がブレない走りに感動し、その日から彼が入学する青山学院大学を応援するようになりました。私のトップ画の選手です。そこから箱根駅伝が好きになり、陸上の長距離が好きになり、陸上競技全体が好きになりました。クイズをまだ始めていない高校時代に、録画した箱根駅伝のビデオを何十周もしたり、世界陸上や日本選手権の公式記録を眺めていたりしていたため、マニア並みの知識はあると自負しています。スポーツの中では断トツで自信のあるジャンルです。しかし陸上はクイズ界にライバルが多すぎます。そのためスポーツクイズの中では断トツで得意とは言えないかもしれないです。テレビで陸上や箱根駅伝の中継がされているときのTwitterでのツイートを見ていて、「あぁこの人も知識すごいなぁ」と感じるのは伊藤倫さん、Hillzさん、押切紗佳さんですね。クイズでも私が彼らに押し負けることがよくあります。

②得意ジャンル:スポーツ史 ライバル:無し

 私が唯一クイズ界にライバルがいないと言い切れるジャンルです。私は大学1年時に見た大河ドラマ『いだてん』にハマり、この3年間クイズ関係なくスポーツ史の勉強を続けてきました。大学卒業後もスポーツ史を学ぶ大学院に進もうと考えています。そのため私はこのジャンルではクイズ界で1番知識を持っていると自負しています。しかしクイズで出題されるスポーツ史は金栗四三のような日本スポーツ史における超重要人物ばかりでそのほとんどがベタ化してしまっています。そもそも出題数も少なく、2020年夏に開催されたBuzzer on Sportsでは約1000問のうち戦前のスポーツ史は(おそらく)二階堂トクヨの1問のみでした。「これわかる人いるかな」って問題、大好物です!ぜひみんはやでも何でもいいので出題してください!

③得意ジャンル:相撲 ライバル:Hillzさん

 私は2020年の九州場所から仲の良い祖母と一緒に相撲を見るようになりました。貴景勝が照ノ富士との優勝決定戦を制して優勝した場所です。その日から照ノ富士を好きになり、次の場所から熱狂的に応援するようになりました。2021年の7月場所は実際に名古屋のドルフィンズアリーナで観戦しました。白鵬が出場する最後の場所であったため、今思うと貴重な体験をしたなぁと思っています。相撲を見始めたときにはすでにクイズの座学で相撲用語はある程度おさえていましたが、相撲がこんなに面白いスポーツだとはこのときまで全く知りませんでした。そして座学で覚えた知識が生きた知識になるにつれて、相撲がいつのまにか大の得意ジャンルになっていました。スポーツクイズが得意な方でも「相撲は苦手」という人は多く、学生クイズプレイヤーに好角家はまずいないため、良いジャンルを運よく得意になることができたなぁと思っています。祖母に大感謝です。

 しかしそんなジャンルにもライバルは身近にいて、それがHillzさんです。「ボードクイズLIVE」の「大相撲大会」に出演した際に12人中、Hillzさんは1位と僅差の4位、私は大きく差をつけられての8位でした。そのときは昔の力士の問題が多かったためしょうがないところもありましたが、おそらく現役力士の知識でも負けています。彼はツイッターやフリバで私が相撲で疑問に思うことを聞くとすぐに教えてくれます。相撲はネットで調べてもよくわからないことが多いため、とても助かります。相撲のクイズ大会はそこそこあるそうなので、対面で押し合えたら楽しいかもですね。

④得意ジャンル:オリンピック ライバル:伊藤倫さん

 私は普段、陸上と相撲しかテレビでスポーツを見ることはありません。それ以外のスポーツは座学、新聞、Youtubeでなんとかおさえています。ただオリンピックだけは別です。オリンピック期間は学校・バイトすべて休んで1ヶ月間家にこもって全競技テレビで見ます。ゴルフやテニスなど1試合にかかる時間が長いスポーツを見るのが私は苦手ですが、オリンピックではがっつり見ます。プロスポーツ選手の多くはオリンピックの金メダルを目指しているため、他の大会とオリンピックとでは選手の目の色が違います。私は選手の本気が見られるオリンピックが大好きです。そんなオリンピックは私以外にも多くのクイズプレイヤーが見るためクイズに大量に出ます。ありがたいです。知らない問題が出ることはまずないため多くの問題で読ませ押しをすることができます。2022年1月の「クイズプレイバック 東京オリパラ2020大会」では見事優勝することができました。今年も北京オリンピックがあるためとても楽しみです。

 このジャンルは多くの人が得意としていると思いますが、ライバルを挙げるなら伊藤倫さんです。三木さんのオリンピックみんはやでは下馬評通り1位でした。東京五輪期間中は毎日のようにツイートされていて、オリンピック大好きなんだなぁと思ってました。オリンピック以外でも好きなスポーツがたぶん似ているため、みんはやでよく対戦しますが、押すポイントがとても近いです。大会で同じ組とかだと嫌な相手かもしれないですね。

⑤得意ジャンル:マイナースポーツ・学生系 ライバル:石野将樹さん

 私は自称「クイズプレーヤーで1番スポーツを座学してるマン」です。そのためマイナースポーツや学生系の問題もサボらずちゃんとおさえています。スポーツクイズプレーヤーでは珍しいタイプだと思っています。そのためこのジャンルで敵になるのはスポーツクイズプレーヤーではなくオールジャンルクイズプレーヤーです。彼らにとってはマイナースポーツや学生系も大会で優勝するためには必要な要素であるため、スポーツクイズプレーヤーよりも詳しい傾向にあります。その中でも詳しいと思うのが石野将樹さんです。カプリティオの方ですね。スポーツクイズプレーヤー並みに深い知識があるのに加えて、マイナースポーツ・学生系もおさえているため、とても私にとっては壁となる存在です。

⑥得意ジャンル:ルール系 ライバル:なし

 私は座学でまかなう部分が多いため、時事よりも不変の事柄を問う問題の方が得意です。そのためめったに変わらないスポーツのルールは誰よりもおさえている自信があります。変わらないという意味ではスポーツ史も同じですね。あるスポーツのルールを調べようとする場合、ネットや本に載っていることは取捨選択せずにすべて覚えるようにしているため誰にも負けないです。しかしルールをクイズで出そうとすると普通は「卓球において、~」などのように「(スポーツ名)において、~」と始まる問題文がほとんどです。そのため、そのスポーツについて仮に私が1番詳しかったとしても、5割程度おさえている人が「卓球において、/促進」などといった押しをしてしまうと私はどうしようもありません。私は基本的に答えがわかってからボタンを押すタイプなので、このスポーツのルールの知識は早押しではあまり発揮されず、みんはややペーパーで生かされることが多いです。

 

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