RIZIN33 久保優太対シバターについて

2021年のRIZIN大晦日興行が無事終わりました。

扇久保博正の感動的なGP優勝と朝倉海の無念、那須川天心のRIZIN最終試合、朝倉未来のリベンジなどいろんな話題がありましたが、年明けのTwitterはそれらメインどころの試合ではない試合で盛り上がっています。

それは久保優太対シバターです。
試合はシバターが1Rに一本勝ちとなった試合ですが、どうも試合前に1Rは流して2R勝負するということをLINEでやり取りしていて八百長なのではないかと言われています。

あとこの試合自体にフラストレーションを溜めているファンが久保の妻であるサラに対してもぶつかっているそんな状況です。

この試合の騒動に関して整理したいと思います。
まず、最初に一言でこの試合の感想を言うのであれば、「久保何やってんの?」というこの一言に尽きます。
試合前にどんなやり取りがあったか知りませんが、打撃でダウンを取られて関節技で一本を取られるこの時点で何やってんのとしか言いようがありません。

そしてシバターのLINEが本物だとしてもそれに乗って油断してしっかり負けているのであればもう格闘家は引退したほうが良いと思います。
You Tubeの企画で朝倉未来もシバターから事前にわざと負けてもらえないかと申し出がありそれを承諾して試合ではしっかりぶん殴るという展開がありました。
現役の選手はそういうものでしょう。
申し出に乗っている時点でもう負けているのです。

しかも騙されるとか云々言っていますが試合自体が騙し合いでしょう。
彼自身K-1の時から結構ルール的には際どい試合をする選手だったと思います。
今更聖人ぶられてもって感じです。

また、洗いざらい話して、もし流出しているLINEが本物であったとしてもRIZINと結んでいる契約書には1R流すなんて文言はなかったでしょうし、それがないのであれば久保がなんと言おうとあの試合はシバターが勝った試合にしかならないです。

LINEでの約束も一応民法上契約としては成立とはなりますが、契約を破ったときの賠償事項がないし、今回シバターは久保の信用を失った程度で全く痛くないでしょう。

とにかく一言で久保が甘かったそれしかありません。
そして去年のHIROYAはキックの試合から離れてMMAは一切やったことがない階級も離れた選手でしたがMMAの練習をしっかり積んでいてあっさり負けているのであれば年齢を考えても今後は厳しいでしょう。

なによりRIZINからしてもせっかくいい試合になって欲しいと思って組んでも裏で1Rは流すとかそんなことをしている選手の試合をもう組もうとは思わないでしょう。


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