【AfterEffects】イラスト目元だけ光らせる【VocaDuo2022】

【VocaDuo2022】

こんにちは、笹宮です。
VocaDuo2022という企画に参加しました。

五月病ゴーストや他Vocaduo関連作品も是非ご視聴下さい。

この動画の中でキャラクターの目元のみ光らせる演出方法について試した機会があったので記事としてまとめていこうと思います。

【イラスト素材】

今回動画の素材としてイラストレーターのつかのまあとさんからキャラクターの姿絵と表情差分をお預かりしました。余談ですが初期段階で打ち合わせを行っていく段階のキャラクターデザインもTwitterに掲載されています。

「五月病ゴースト」
Y▷https://t.co/eF29cVvDGX
N▷https://t.co/NY6NstMAgN pic.twitter.com/5jTGpsZ4TL

— つかのま あと (@tknm_ato) May 2, 2022

今回目元を光らせるまでに行う工程は大まかに3つでした。

1.Otical Flaresで光り物を作成・合成
2.合成塗りレイヤーとマスクの切り抜き
3.目の形にマスクを切ってフェザーで調整
（+α 微調整）

それでははじめていきます。

【1.Optical Flaresで光り物を作成・合成】

Optical Flaresで好みの光を作成し合成モードを調整します。
今のところスクリーンとオーバーレイばかりを使ってますが他の合成モードも使ってみたいです。

【2.合成塗りレイヤーとマスクの切り抜き】

キャラ絵のレイヤーを複製して一番上のレイヤーに配置します。
[塗り]を適用、塗りレイヤーに目元の形でペンツールを使ってマスクを左右の目の形に作成して下さい。
※この時にマスクのモードを[加算]と[暗く]に必ず設定を行うようにして下さい。モード設定が不適切な場合、うまく反映がされません。

その後不透明度と合成モードを[乗算]にしたり、[CC light sweep]で暗い部屋に差し込む光のようなものを足したりして完成です。
私はこの後調整レイヤーを足してトーンカーブを適用しました。

いかがでしたでしょうか、3つの工程を踏むだけでイラストレーターさんからの素材を一つ違った雰囲気に出来ます。
難点はOptical Flaresを多用する事でプレビューが重くなる事でしょうか。

是非一度活用してみて下さい、お疲れ様でした。

【参考他シーン】