#027 疑うより信じて動いた方が楽しく働ける
ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。
こんな本を読んでいます。
市場はなぜ回るのかを解説していて、普段の仕事で言えるなーと思ったので、その話を。
市場が機能するのは、人が利己的だから?
アダム・スミスっていう昔の経済学者がそんなことを言っていたそうです。
たしかに、各々が自分の利益を求めて動いている感はありますよね。
で、共産主義が失敗したのは、人間が私利私欲がない前提で経済を回していたからだそう。
必ずしもそうとは限らない
本書では、利己心だけがモチベーションにはならないよ、と言っています。
利己心オンリーの人たちで溢れかえれば、みんなの”わがまま”がぶつかり合って、だましたり、それを疑ったりの日々をずっと過ごしちゃうよね、とも書いてあります。
ハジュン・チャン先生は、人は利己心を追求しやすいことを前提に他のモチベも引き出せるようにがんばろうよ、言っていました。
まじでそうだと思います。
疑って生きるより信用した方が効率がいい
これ、市場だけにとどまらない話だと思います。
特に会社において。(広い意味では会社も市場かもですね)
部下や上司のことを疑うより信用して動いたほうが間違いなく効率いいです。
ただし、この会社を良くしようっていうモチベが共有されていることが重要だと思います。
マイクロマネジメントもいい面ありますが、お互い信じ合えていない結果、いい仕事はできなさそうです。
信じるのは大変すけど、そこまで失うものないよなーって思ったときは、信じてやったらいいんだと思います。
今勤めている会社では、信用で成り立っていて、お互いをプロだと思って接し合っているので、非常に楽しい仕事ができていると思います。
みなさんの会社ではどうですか?
余談ですが、部下を信用して会社を健全に運営しているという美談を”神戸製鋼”を事例にして紹介されていました…
事件が起きたのは、去年の今頃。
この本が書かれたタイミングは2010年くらい。
感慨深いです。
まあ、利己心が原因で過ちは犯すかもですが、基本信用したほうがいろいろ楽でいいっすよね。
ではでは!
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