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こどもに伝えたい100のこと〜はじめに〜

数日前、ある雑誌で一人の男性の記事を目にした。その男性はまだ幼い子供がいるというのに余命宣告され、あと数年しか生きることが出来ないという。

その男性は自分の状況をしっかりと受け止め、受け入れているように見えた。しかし同じように幼い子供がいる私は、もし自分が同じ状況に置かれたらどう思うだろう。と考えずには居られなかった。

もし今余命宣告されたら。明日事故で死んでしまったら。

夫に対しては後悔はない。もっと一緒に居たかった、くらいのことは思うかもしれないが、真剣に恋愛し、沢山の愛情をお互いに注いだ。可愛い娘を2人彼の人生に授けることが出来た(これはお互いに言えることだけど)

でも2人の娘に対してはどうだろう。きっとたくさん後悔するのではないかと思う。もっと成長を見守りたかった。一緒に楽しいことを経験し、悲しいときは寄り添ってあげたかった。そして何より、私の短くて決して豊富とは言えない人生経験の中で学んだ事を、教えてあげたかった。

もちろんここに書ききれないくらい沢山の感情が湧いてくるとは思うけど、きっとこう思うであろう。

そこで、私がこどもに伝えたいと思っている事を、しっかりまとめておこうと思った。もし何もなくてもいつかこどもに見せてあげることが出来る。そして考えたくはないが、もし何かあってもこどもに伝えたい事を伝えることが出来る。

何か特別な経験があるわけでも、人に誇れるような人生を歩んで来たわけでもない。なんなら文章だってまともに書いたことなどない。100のことなんで書いて見たはいいけど、30個くらいしか思いつかないかもしれない(そうなったらタイトルを変えようかな)もしかしたら100個以上思いつくかもしれない。でもとにかく、自分の言葉で、伝えたい事を1つづつ書いていきたいと思う。

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