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飯田深雪のレシピ「ハンバーグステーキ」

飯田深雪がレシピを紹介した昭和40年頃は、ちょうど日本にマクドナルドの1号店ができる頃です。ハンバーグと言うと、今では種類も豊富になり、当時のものより格段に味のよいものが手軽に食べられるようになりました。
古いレシピと言ってしまえばそれまでですが、さまざまな人たちの交流や研鑽、努力の歴史が重なって、今私達が味わえる食文化が成り立っているのだろうとも感じます。
素朴ではありますが、これこそハンバーグ。ぜひお試しください。

材料(4人分)

  • 牛外ももひき肉 350g(牛脂50gを含む)

  • 玉ねぎみじん切り 1個

  • バター 大さじ1

  • パン粉 1/2カップ

  • 牛乳 大さじ3

  • 卵 1個

  • 塩 小さじ1/2

  • こしょう 少々

  • ナツメグ 少々

  • サラダオイル 大さじ2

作り方

1)玉ねぎを炒める

玉ねぎをバターで約5分炒めたら、鍋を火からおろし、
パン粉を入れてよくまぜ合わせ、牛乳を加えて湿らせておく。

2)たねをつくる

ひき肉に、冷ました(1)と、ほぐした卵をまぜ、塩、こしょう、ナツメグを加え、手でよくまぜる。材料はさっくりと、しかしよくまざるように。あまり捏ねすぎると肉がかたくなる。
4等分して1.5cm厚の長円形に作り、中央を少しくぼませぎみにしておく。

3)焼く

厚手のフライパン(薄手のものだと外側だけ焦げてしまう)にサラダオイルを熱して(2)を入れ、絶えず動かしながら炒める。両面が色よくなったら、火を弱め、弾力がつくくらい火を通す。
中央に指をふみいれて、へこまなければよい。

4)盛り付け

温めた皿に盛り、トマトソースやバーベキューソース、ウスターソースを添える。付け合せには、フライドポテトとほうれん草のソテーがおすすめ。

ひとこと

様々な変わりハンバーグがある今でこそ、これくらいシンプルなハンバーグに戻りたくなる時もありますね。シンプルゆえに、素材が大事。新鮮で味のよい玉ねぎと牛肉を揃えて作りたいものです。

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