マガジンのカバー画像

初心者必見!サーフィンの始め方

21
サーフィンを始めてみたい人に向けて、サーフィンの始め方や必要な道具について解説しています。また、サーフィンを始めてからどんな練習をすれば上手くなるかも解説していますよ。
運営しているクリエイター

記事一覧

用語集

アウトサイド(outside)沖の場所のこと 波がブレイクするポイントよりも沖のことを指す場合もあります インサイド(inside)岸よりの場所のこと 波がブレイクするポイントよりも岸のことを指す場合もあります また、波のブレイクに、より近い場所を指す場合もあります オフショア大陸から海に向かって吹く風のこと 東西南北は関係ありません うねりと風の強さにもよりますが、オフショアが吹くと、海水面が整い、波のブレイクを整え(崩れるのをキープする)、斜面が長時間キープ

ウエットスーツが破れた場合

ウエットスーツは立ち姿やパドルしている時に楽になるようにデザインされています。 ですので、波待ちしている状態のときは、股下に相当なテンション(引っ張り力)が掛かります。 サイズが合っていなかったり、合っていても長期間使用していると、股下部の張り合わせが剥がれ、浸水することがあります。 また、膝などのテンションが強めにかかる可動部も張り合わせが剥がれやすいです。 その他にも、フィンがぶつかって切れたり、着脱の際に引っ張り過ぎて、張り合わせが剥がれたり、爪でやぶいたりする

サーフボードが壊れた場合

サーフボードは非常にデリケートです。 サーフボードの構造はポリウレタンフォームにガラス繊維のクロスを巻いてレジンで固めたものです。 結構な強度はあるのですが、角等にぶつけると少しの衝撃でクラック(ヒビ割れ)が入ってしまいます。 破損してしまうと、中のポリウレタンフォームが水を吸い、そのままにしておくとぶにょぶにょになってしまうので、注意が必要です。 少しのクラックで、浸水してないからと気を抜かず、しっかりメンテナンスするようにしましょう。 その際、少しぐらいの破損な

サーフギア日常の手入れ

サーフボード サーフィン後すぐに水で洗い流し乾燥した布などで水分を拭き取りましょう。 そして、しっかり乾燥したらハードケースにしまいましょう。 その際、デッキカバーに入れてから保管すると、高温の影響を減らすことができます。 また、ワックスや汚れがハードケースの内側に固着することを防止できます。 ただし、なるべくなら車に積みっぱなしにすることがないようにしましょう。 高温の影響で劣化しらり、ワックスが溶け出してしまいます。 なぜ水で洗い流すことが重要かというと、サー

サーフィンのルールとマナー

<サーフィンには自己責任が伴う> サーフィンとは大自然の中で行うスポーツです。 大自然の恩恵を受けて行うことができます。 それは、大自然のエネルギーのほんの一部を借りているに過ぎません。 そのエネルギーは到底人間が太刀打ちできるものではないのです。 ときにその膨大なエネルギーは我々の創造を超えるような破壊力をも持ち合わせています。 そのエネルギーを借りている我々ですから、自然の恩恵に感謝しつつ謙虚であることが求められます。 そして、自己責任を伴う必要があるのです。

テイクオフ!最初はインサイドのスープで練習

これはもう絶対です。 この練習をするかしないかで、上達のスピードは裕に2~3倍は変わります。 それぐらい重要です。 この練習は必ずビーチで行いましょう。 インサイドで行う練習なので、リーフで行うとケガやボードを破損する可能性が高くなります。 もちろん、ビーチでもフィンを壊す場合があるので、水深がかなり浅い場合は注意が必要ですね。 さて、インサイドで何をするかといったら、パドルでスープに乗るのではなく、スタンディングからスープに合わせます。 この合わせるという感覚

サーフボードにまたがる感覚

沖で楽に波待ちするためには、サーフボードにまたがって座る必要があります。 寝そべっていては、遠くに見えるうねりを発見するのが遅れてしましますし。 ず~っと寝そべっていると腰痛の原因にもなります。 ボードの中心にお尻をつけ、安定する位置を見つけましょう。 ボードが水平になるか、少し先端の方が浮くぐらいの位置に座るのが良いでしょう。 最初は安定しないので、足でボードを締め付けるように抱え込んだり、足をグルグル回してバランスを取ろうとするので、疲れますが、慣れてきたら、徐

サーフィンで波に乗るためにはパドリングが必要

パドルは自分の腕をオールのように使い、行きたい場所まで進むためにします。 またテイクオフの際にもパドルが必要になります。 サーフボードにまたがる感覚が身に着いたら、その態勢のままパドルをしてみます。 バランスが取れなかったら足を開いても大丈夫です。 頑張って足を閉じてしまうと、体に無駄な力が入り疲労を早めてしまします。 大事なのは、疲れないようにパドルすることです。 前方に手を伸ばしサーフボードの先端の少し前あたりに親指側から斜めに海面に手を入れます。 水泳のキ

サーフィン初心者はボードに寝そべる感覚を身に着ける

サーフィンはバランス感覚が重要なスポーツです。 初めてサーフィンに来た人が腹ばいでパドルすることは難しく、波に乗ることなどほとんど不可能です。 先ずは、足が着くような浅瀬で、波やスープ(ブレイクした後の白波)が押し寄せないようなところで、サーフボードに腹ばいになってみましょう。 そのような場所であれば、人も少ないので、他の人の迷惑になることもほとんどありません。 自分的に恥ずかしいかもしれませんが、案外他の人は「お~初心者の練習か!懐かしいな」ぐらいにしか思ってません

サーフィン初心者はこういうポイントで始めよう

始めたては遠浅のビーチで練習 良い波といのは、今の自分のレベルに合った波であり、ちょっと頑張ればレベルアップできるような波のことです。 サーフィン初心者にとっての良い波といのは、以下の項目に該当する波です。 ・腰サイズまでの波 (海水面と波の一番高い所の高低差を身体の部位に例えて表現します) ・ゆっくりとブレイクする ・小さいながらもある程度の波の力がある ・遠浅の海岸で海底が砂 ・風が弱く海水面が整っている ・波の割れる間隔が3~5分程度ある ・あまりパドルしなくても沖

サーフィンはどこでやるの

もちろんサーフィンは波が無ければできません。 波が立つにはいろいろな気象条件や地形に影響されます。 沖合で吹いた風の影響でさざ波が立ち、そのさざ波が更に風の影響を受けます。 そうすると、そのさざ波がどんどん発達して角が立ち大きくなります。 そうしているうちに風が止むと、角が取れ互いのさざ波が重なり合い、大きなうねりになっていきます。 うねりは海面の上下運動を伴って、遥か彼方の沖合から、岸に押し寄せてきます。 その上下運動を伴ったうねりが岸に近づくと、次第に海底の影

波が割れる仕組み

沖合の遥か向こうで風が吹くと海面にさざ波が立ちます。 デコボコした状態であり、これを「風波」といいます。 さざ波が立つとデコボコしてくるので、そこに風が当たりやすくなり、さらにデコボコが大きくなります。 そして風の吹く方向に進んでいきます。 だんだん大きくなって行くと、波の頂点が尖った三角形の波になります。 そして、風がない所まで進んだり、風が弱まったりして風の影響の範囲から脱すると、風波の角が丸みと規則性を帯びていき、波間(波長)がも広がります。 この状態を「う

サーフィンでは波のどこをライディングすれば良いのか

サーフィンのライディングでは主に波の ・フェイス(波の斜面) ・ボトム(斜面の下のフラットな所) ・トップ・リップ(波の一番上のこれから崩れる所) を使います。 ただし、最初のうちはスープで練習することになるので、スープに包まれてテイクオフ(走り出し)し、スープの前に出てくる感覚が分かれば良いでしょう。 その際、寝そべったままでも構いません。立つことができるぐらい勢い良く走り出しているなら、立てるようにしてみましょう。 岸よりのスープで立てるようになり、ライディングが

サーフィン初心者に適した波

サーフィンできる波とは、沖からやってきたウネリが、ある所で盛り上がり、一ケ所から割れ始め、それがゆっくり横に広がって長く続く波です。 サーフボードで波に乗る斜面がある必要があります。 どんなに良い波でも、サーファーのレベルによっては危険な波になったりします。 良い波といのは、今の自分のレベルに合った波であり、ちょっと頑張ればレベルアップできるような波のことです。 すごくホレている波に初心者がチャレンジするのは、勇気があるのではなく無謀なだけなのです。 周りからみれば