[AWS] CLIをWindows11にインストール

SSKR

AWS CLIは、Windows Powershellのようなコマンドラインツールを使ってAWSにアクセスするためのツールだ
普段Windowsに慣れているとブラウザから操作するGUIを使いたくなるのだけど、プロのエンジニアなら俄然CLIを使ったほうが良いらしい
見た目で比較するとCLIはオールドスタイルで分かりにくいが、慣れるとGUIよりも作業が早くできるしセットアップを自動化することもできる


①CLIのインストール

リンクからCLIのサイトに飛ぶ

Windows 64ビットを選択

ダウンロードされたAWSCLIV2.msiを起動

インストールが始まるので、流れに沿って進める

②IAMユーザーを作成

IAMユーザーとはAWSにアクセスするためのユーザーのことで、LinuxユーザーとかWindowsユーザーとかと同じユーザーアカウント
rootユーザーとは区別されていて、ユーザー毎にアクセスできる機能やインスタンスを細かく指定できる

まずはルートユーザーでAWSコンソールにアクセス
検索にiamといれて出てきたリストの一番上のIAMを選択

IAMのコンソールに飛び、
左のタブから［ユーザー］を選択してから、
右上にある［ユーザーを追加］を選択

  1. 適当なユーザー名を入力

  2. AWS マネジメントコンソールへのユーザーアクセスを提供する

  3. IAMユーザーを作成します

  1. カスタムパスワードを選択し、パスワードを入力

  2. ユーザーは次のサインイン時に新しいパスワードを…のチェックを外す

  3. 次へ

  1. ［ユーザーをグループに追加］を選択

  2. ［グループの作成］を選択

  1. 好きなグループ名を入力（ここではAdministratorAccessGroupにした）

  2. AdministratorAccessをチェック（なんでもアクセスできるポリシー）

  3. グループの作成を選択

  1. 新しく作られたAdministratorAccessGroupにチェックを入れる

  2. 次へ

内容を確認して［ユーザーの作成］を選択

コンソールサインインURL、ユーザー名、コンソールパスワードを忘れないようにしておく
［.csvにダウンロード］を選択すると情報が記入されたCSVがダウンロードされる
ユーザーリストに戻る

ユーザーリストにもどったら追加されたユーザーを選択

ユーザーの詳細情報から、［セキュリティ認証情報］タブを選択

下の方にスクロールするとある［アクセスキーを作成］を選択

代替案を確認しつつ［次へ］

説明タグは入れても入れなくてもよいので
［アクセスキーを作成］

アクセスキーとシークレットアクセスキーを取得して完了する
どちらのキーも決して他の人に見せてはいけない

③CLIにIAMユーザーを登録

Windowsのデスクトップ上で
①タスクバーから検索を選択
②powershellと入力
③開く

Powershellが開いたら、aws configureと入力してEnter

aws configure

AWS Access Key ID、Secret Access Key、Default region name、Default output formatと順番に入力していく
一つ入力したらEnterで順番にいれていく
失敗したらaws configureからやり直せばよい

AWS Access Key ID [None]: XXXXXXXXXXXXXXXXX	←アクセスキーID
AWS Secret Access Key [None]: ?????????????????	←シークレットアクセスキー
Default region name [None]: ap-northeast-1	←デフォルトリージョン（東京）
Default output format [None]: json		←デフォルトフォーマット（JSON）

アクセスキーIDとシークレットアクセスキーはユーザーの追加で保存したものを入力する

④動作確認

S3バケットを作ってみる

aws s3 mb s3://sskr-test-bucket

成功するとこんなメッセージ

make_bucket: sskr-test-bucket

失敗すると理由を教えてくれる

make_bucket failed: s3://sskr-test-bucket An error occurred (BucketAlreadyExists) when calling the CreateBucket operation: The requested bucket name is not available. The bucket namespace is shared by all users of the system. Please select a different name and try again.

S3バケット一覧

 aws s3 ls
2022-12-03 10:52:06 sskr-test-bucket

ローカルファイルと同じような手軽さでS3バケットが扱えている！


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？