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818 北朝鮮ミサイル対策

4月13日7時55分頃に北朝鮮がミサイルを発射した。それでNHKはすべてのチャンネルで提示放放送をキャンセル。テレビは地上波もBSも同じ北朝鮮ミサイル画面。ラジオでは「北海道の人はコンクリの建物に逃げ込め」と繰り返していた。
 8時半頃になると「ミサイルはすでに落下した模様」。しかしその後も発射情報を繰り返している。
 その間、NHKの他の情報発信は止まっている。他のニュースが欲しい人は民放を見るしかない。逆に言えば、ミサイル情報以外のことを知りたい人は民放を見るわけで、国民すべてに北朝鮮ミサイル発射を知らせたいという国の方針は空回りしている。
 政府は一体国民にどうしろというのか。
 避難指示があり、空騒ぎに終わる。これを繰りかえすとどうなるか。童話ではこれを「オオカミ少年」と言う。
「今回は日本に弾着しなかったからよかった」で済むことではない。
 国家・国民としての選択肢はいくつかある。
①核シェルターを全国民分用意する。
②日本にミサイルを撃たせないよう北朝鮮の発射基地を破壊する。
③NHKの非難指示を出させる以外には何もせず、実際にミサイルが撃ち込まれるの待つ。
④上記以外の具体策を密かに講じている。ただし政府に検討の様子は見えない(と国民の目に映っている)。
 ラジオではこの“緊急放送”は8時49分頃突如終了した。総理大臣、官房長官、防衛大臣、その他高級官僚のだれからも国民向けのメッセージはなかった。

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