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624国会議員のコロナ感染

国会議員がコロナ感染というベタ記事。
「衆院は(6月)27日、自民党の武田良太議員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。26日に感染が判明し、自宅待機している。国会議員の感染確認は70人目。
 国会議員はコロナに感染してはならないという気はさらさらない。議員は国民の代表者。等身大だから、コロナにもかかるだろう。なぜこの記事が気になるか。それは感染率。
 国会議員数は710人(衆議院465人、参議院245人)。70人が感染したとなれば感染率は9.8%。ほぼ10人に一人が感染したことになる。

 ボクの身の回りで感染した人はほとんどいない。アメリカ在住の孫が一時帰国時に感染の疑いをかけられたことがある。でも再度検査したら陰性の確定判断になった。親族関係でヤキモキしたのはこれ1件。つまり陽性者はゼロなのだ。
 親戚外ではどうか。大学時代の友人の一人が、「娘がかかった。それも二度だぜ。自宅療養の本人は“休暇気分”で一人暮らしを満喫だが、非感染の婿殿と孫たちを預かり、世話する俺たちはてんてこ舞いだった」と同窓会で近況報告していた。まったく症状が出ない事例が多いことと、何度も感染する者が少なくないことを知った。
 一般人の感染は累積で923万人。国内人口がおよそ1億2500万人だから、感染率は7.4%で、13人に一人の割合になる。国会議員の10人に一人には及ばないが、一般国民の感染率もけっこう高いのだと分かった。ボクの回りの感染率が異常に低いのか。それとも感染を隠しているかのどちらかになる。

コロナ死亡はどうか。全国でのコロナ死亡累計は3万1千人とされている。死亡した時点でコロナ感染していれば「コロナ死亡」としているようだから、心臓が止まって死亡した者を「心停止」としているに似ていて「コロナ致死率」とは違うように思えるが、他に利用できる数値がない。
3万1千人の国内人口に対する比率は0.02%。国会議員数710人をかけた0.17人が国会議員の理論的なコロナ死亡数。
 国会議員のコロナ死亡第1号は羽田雄一郎参院議員だった。元総理の子息で53歳。大々的に報じられたのが2020年の暮れ。コロナ恐怖を煽り、国費投入への反対や異論を述べにくくなった。借金によるコロナ対策が正当化され、国家債務は1200兆円に膨らんだ。しかしゼロコロナは実現せず、なし崩しにウイズコロナに移行している。
「感染症法の2類は大げさすぎる。インフルエンザ並みの5類でいいのではないか」。ボクが付き合いのある医師の多くは最初からそう言っていた。コロナ経費を国防やインフラ整備などに振り向けていれば…。


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