
男性社員の育児休業取得について
榊原精器㈱は男性が育児休業を取得しやすい職場環境づくりに取り組んでいます。
実際に育児休業を取得した社員に、聞き取り調査をおこないました。
以下はその報告です。
育児休業取得状況等報告書
【企業担当者記載欄】
1 企業名
榊原精器株式会社
2 取組状況について
(1)男性の育児休業取得促進に取り組むきっかけ・背景
法改正により、男性も取りやすい環境になったため。
(2)男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取組
育児休業についての説明会を開催し、制度についての理解度を
高める。
対象者に育児制度が使えることを個別にアプローチする。
(3)取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
課内メンバーの理解と協力が得られないと問題となるが、
今のところ特にない。
(4)取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
特に取り組んだことはない。短期休業が主であるため、業務を課内
メンバーで振り分けることで対応している。
(5)定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
掲示物や社内イントラによる継続的な情報発信。
【対象従業員記載欄】
1 育休取得期間
通算 37日間
2 育児休業の取得について
(1)育児休業を取得したきっかけ
両親と別居のため、協力を得ることが難しい。また、初期は手が
かかり、妻ひとりでは家事が大変だと感じたから。
(2)育児休業を取得して良かったこと
家事育児を交代しながら行い、妻の睡眠不足を少し解消出来た
こと。
(3)育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
半年以上前から育休に入ることを告知し、業務調整をした点。
(4)育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
周囲が出産した際に、育児の苦労を理解して、手を差し伸べて
あげられること。
(5)これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
産後1ヶ月しかしない仕草、産後2ヶ月しかしない仕草など、
仕事をしていたら観察することが出来ない貴重な経験が出来ます。
また、育児の大変さを理解することが出来ます。子供を連れて出て いく大変さ、思い通りに寝ることが出来ない、身体への負担など、
身をもって知ることができます。そうすることで、同じ境遇の方へ
の思いやりを持つことが出来ると思いますので、是非とも取得をし
て下さい。
(注意事項)
支給要綱第3条第1項第12号に基づき、本書への記載事項を県の
Webサイトに掲載します。
なお、掲載に当たっては、その内容を事前に確認します。