56.読書と日記_月とコーヒー/吉田篤弘
月とコーヒー/吉田篤弘
短編集です。
吉田篤弘の書くお話が私は好きです。
4,5年ほど前に「それからはスープのことばかり考えて暮らした」という小説を読みました。
その時、彼の作る世界の住人のよう暮らしたい、と思いました。
今までの日記でも何度か記述していますが、私は短編小説が苦手です。
気に入った話ほどすぐに終わってしまうのが悲しい、というのが理由の1つです。
この短編集を読んでいる間も、何度も悲しくなりました。
終わりはどのお話もあっけなくて、望んだ結末や読みたい展