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【販売方法からテナントを考える】

この記事は
これから小さな飲食店を開業する方
または、開業して間もない方に向けて書いています。

今回はこれから飲食店を開業する方に
テナント探しの前に考えてほしいことを書きました。

これを知っているのと、知らないのとでは、売上が大きく変わってきます。

実際に私たちも、もし開業前に知っていたら今よりももっと利益が出ていると断言できます。

みなさんは私たちと同じ道を行かないために、ぜひ最後まで読んでいただけたと思います。

4P

最初に飲食店を開業したり、
今後の戦略を考えるときに
マーケティング用語で『4P』という考え方があります

Product=商品
Price=価格
Place=流通
Promotion=販促

私たちで言うと

Product=商品 →ジェラート
Price=価格 →ジェラートの価格
Place=流通 →イートイン・テイクアウト・オンライン
Promotion=販促 →Instagram・口コミ

といことになります。

何か商品を販売するときは、この4つの要素を上手に組み合せることで
お客さんにサービスが行き届きやすくなると言われています。

さらに、開業前にこの4つを決めておくことで、どんなお店にするのか?
イメージがつきやすくなります。

Place(流通)

今回はその中でも、Place(流通)について書いてみたいと思います。
Placeとは「どのようにして、お客さんにあなたの商品を届けるか」ということです

実は私たちはPlaceをしっかりと考えずに開業した結果、
現在進行形で痛い目を見ています。

と言うのも開業するとき、店頭で商品(ジェラート)を提供することを中心に考えていました。
年中問わずお客さんが来てくれるはずだと予想していたのです。
しかし、いざ開業をしてみると冬場の売上は散々でした。

今考えてみると、考えが非常に浅かったと反省しています。

そこから、改善をした1つが『Place』です。

お客さんに私たちのジェラートを届ける方法として、
店頭販売だけではなく、
オンライン販売、ふるさと納税にも力を入れるように軌道修正をしました。

その結果、徐々に注文数が増えてきて売上を確保する立派な柱に育てることができました。

ところが、今まさに大きな問題にぶち当たっているのです。

それは、オンラインで発送するジェラートの置き場、発送容器の置き場がないと言うことです。

というのも元々店頭販売をメインに考えていたため、
そのような資材をストックしておく場所を確保していなかったのです。

そのため、オンラインではsold outにしなければいけないことが頻繁に起きています。
明らかに機会損失になってしまっているということです。

欲しい人がいる、私たちも売りたい、でも場所がなくて売れない
このような状態です。

残念ながら今でもこの状態は続いています。

だから、これから飲食店を開業する方は、
色々な商品の流通方法(販路)を考えてから開業して欲しいと思います。

例えばカフェでも店頭ではコーヒーを売っていますが
実は豆をいろんなところに卸して利益を得ていると言うのはよくあることです。

あなたが今から始める飲食店は本当に店頭販売だけですか?
オンラインは?
ふるさと納税は?
toB(企業向け)の販売は?

できる限りいろんな戦略を視野に入れた上で
テナント選びや内装設計を考えて欲しいと思います。

ではまた

もし、今回の記事に疑問や質問がありましたら、
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からご連絡をください

私たちのできる範囲のことでお手伝いをさせていただきます。

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