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4月23日(木)~4月29日(水)日記

最近は、SNS等での情報摂取が過多になって疲れを感じてきている。情報の切断=リトリートが必要だけど、自分にとって山にいる時間がそれだったのよなと思い出す。でも今は山に行けないなら「遅いインターネット」=自分を書くということで情報のシャワーをデトックスするしかないのだ。Noteで新しく日記を書き始める方が多いのもたぶんそういった理由があるんじゃないかなと思う。

挽肉の話

スーパーで働いているというのもあって忙しい日々を送っています。ざっと売上的に昨年比150%という忙しさを人員は据え置きでこなしております。嬉しい悲鳴よりも体からバキボキと悲鳴が・・・。そんでもって、東日本大震災の時と同じようにボーナスがあがるということもないでしょうからモチベーションはゼロに近い(笑)。

カテゴリー的には、やはり肉類が売れてる。冷凍保存が効く頻度品である豚小間、鶏モモ、挽肉が売れてます。ところが、頻度品が売れる一方で、どさくさに紛れて検討されていた「お肉券(笑)」対象の和牛の売上は今までと変わらずという(南無阿弥陀仏)。

頻度品の中でも挽肉に関しては売上200%と絶好調。ギョーザ、ハンバーグ、オムレツ、そぼろご飯、キーマカレー等々、安いし料理のレパートリーも豊富かつ子供にも人気だしね。

当店では国産豚の挽肉は肩肉やモモ肉についてるスネを集めて固めた大貫材を使用。輸入豚を使った挽肉では豚肩肉(ピクニック)の冷凍原料使っています。原料の入った20キロのダンボール箱には、5キロ~6キロくらいのボーリング大の塊が4個入っていて、それぞれ青いシートに包まれている。冷凍原料なので掴むとツルッツル。それを解凍用の什器にダンボールから移し替えて解凍室に運びます。解凍されないまま原料を機械にいれるとカキ氷のように白い発色の挽肉になり売れないのと、機械の刃が壊れて異物混入の恐れがあるため。

異物が混入しないように箱開け作業場と解凍室・生産室は別々にされていて、生産室で直でダンボールから原料を機械に投入するのは厳禁。ここ最近はこのピクニック原料だけで毎日2トン(100箱)開けています。箱開け作業だけでざっと作業人時で2人時かかる。さらに生産ラインでは原料投入者、金属チェック者、値付けパック者の3人は必要になるので、リソースをかけてる割に儲けが少ない仕事なのかなーと思ったり。

そもそも遠い国から運んできた原料が国産より安いっていうことからして変ではあるのだ。その辺についてはドキュメンタリー映画「Food.inc」(2008年公開)とかでカラクリが描かれていて、不法移民をベラ棒に安い賃金で働かせて、居住権を得ないように逮捕して間引くというエグい方法が取られているのも要因の一つ。私たちはそうした搾取構造の恩恵を受けていることを忘れてはならない。

山岳遭難とコロナ

外出自粛要請が出てから1ヶ月が経過した。この間に「自粛警察」なる単語が新しく飛び交うような、お互いを監視するような社会に変容しつつあり戸惑うばかりだ。自粛なのだから自分判断して行うものであって他人に強要するものではなかろうに。と、偉そうに書いておきながらニュースを見て「それは自粛すべきでしょ」と自分の中の「自粛警察」が蠢動する時がある。

4月のはじめに山について日記を書いたが、懸念された山岳事故が八ヶ岳で起きてしまったようだ。要救護者にコロナ感染の疑いがあったことから(結果は陰性だったものの)、救助活動にあたっていた隊員が自宅待機することになり、結果的に救助体制に穴が開いてしまった。救急搬送で病院側の受け入れ拒否が何件も続いてることもあり今は登るべき時ではないだろう。某登山家が「遭難者は名前を公表するべき」と言ってるのはやりすぎだと思うけどね。

低山なら大丈夫か?いやいや、1000m以下の低山でも遭難したら自己完結で下山するのは難しい。3年前に低山で遭難者を助けたことがあるが、その遭難者は転んだ際に踵の骨が外れており、コースタイムで1時間で済む下山を6時間を要してようやく登山口まで救助することができた。こうした遭難のリスクが自分にも起こりうるので今は低山であっても自分は山には登らない。

じゃあ、いつまで自粛するのよって言われると答えに詰まってしまう。世界の70億人からコロナが無くなってからか、日本に住む1億人からコロナがなくなってからか、1年半後にワクチンが開発されて供給されてからか。まあ、あり得ないよな。それを待ってる間に、コロナ感染で死ぬ人よりも経済自粛による失業率の増加での自殺者数のほうが上回ってしまう。だから、どこかで折り合いをつけるような雰囲気にころっと変わるのではなかろうか(結局空気かよ!)。アメリカみたいにピークはこれからなのに自粛緩和して経済を優先する割り切りマインドもどうかとは思うので難しいよホント。

ラストキングダム シーズン4 配信開始

ラストキングダムのシーズン4が配信開始された。幸村誠の大人気ヴァイキング漫画「ヴィンランド・サガ」よりも100年ほど前のイギリスを舞台にしたドラマです。

シーズン4からはエドワード長兄王を支えながら自分の野望をかなえていこうとするウートレッドが描かれていくのかな?ゆっくり鑑賞しようと思います。

✔エドワード長兄王 wikipedia

『マイケル・ジョーダン: ラストダンス』3話・4話

ラストダンスの3話と4話が更新された。ESPN放送だと平均560万人の試聴者がいたとかニュースになった。

3話はロッドマン、4話はコーチのフィル・ジャクソンに焦点を当ててストーリーが描かれる。ジョーダンのワンマンチームだったブルズにコーチのジャクソンが入ることにより戦略の幅が広がった。コーチのフィルは、ジョーダンばかりにボールがを集める必要がないということをNBA No.1選手であるジョーダン自身に理解させる。それが実ったのが91年の初のリーグ優勝。レイカーズとの拮抗した大事な試合展開でジョーダンは自分で決めるのではなくチームメイトにパスを回してチャンピオンに輝いた。ジョーダンにとってブルズ加入7年目にしてようやく勝ち取った優勝だ。優勝トロフィーを抱きしめて泣き崩れるジョーダンの当時の映像を見て涙でウルっとなってしまった。



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