あの子は今どこにいるのだろう
見上げれば今朝は曇り空
メールの返信はあるけれど
自動応答みたいな血の通わない文章で
僕が知りたいことは何ひとつ書いてない
どこかで楽しく生きているのだろう
街の賑わいと誰かの笑い声
意味のない会話に二日酔い
バカンスみたいに暮らす毎日
そんなあの子に憧れてた
僕はそんな風には生きられないから
ただ楽しい時間を求めて
苦労なんて言葉とは無縁で
それがすべてのあの子
後悔も反省もしない
バチなんて当たらない
少しだけ嘘をついて
大切な真実を守っているんだね
ああ あの子はいまどこに
なんで僕はそれを知りたいんだろう
わかったところで何も変わらないのに
