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僕は死んだ

ついに書けなくなった
何も浮かばない
こうして書いていても
何も頭をよぎらない
僕の脳みそは遂に死んだのか
そんな夜
ということにして納得させるけれど
僕の感性は死んだのだ
何も感じない
何も感じないから何も書けない
少し前からわかっていた
憧れも欲望も日々生きているからこそ
僕は肉体はともかく精神は死んでいる
静かに死んでいる
誰から見たって死んでいるようには見えないだろう
同じように喋っているし食べているし歩いている
でも僕はもう死んでいる
また生まれ変わるその日まで

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