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日本のキャッシュレスはなぜポストペイ型ではなくプリペイド型が主流なのだろうか

こういう記事を読みました。

おサイフケータイから続くキャッシュレス15年。駐車場という壁 by 法林岳之【キャッシュレス百景】-Impress Watch

わたしがやたらキャッシュレス、キャッシュレス〜と言ってるので、Googleさんもこういうの勧めてきますね。

そう、もう15年にもなるんだそうで。なのにこの普及しなさ具合は何事かと。

まぁいいんですよ、それは。わたしは今後もできるだけ現金使わないで済む方法を考える、それだけのことです。

キャッシュレスを考えるときに大きな2つの考え方があって、ひとつはプリペイド、そしてもうひとつはポストペイです。

プリペイドはすでによく知られているとおり、あらかじめ自分のアカウントや番号にチャージしておくというもの。チャージした分しか使えないので、使いすぎを防げるってのが利点といえば利点ですね。

一方ポストペイというのは先にカードで支払い、まとめてあとから【使ったぶんだけ】後払いするというもの。クレジットカードはポストペイの代表ですね。使ったぶんだけ後払いなので、チャージという概念はありません。(もちろん限度額という枠はあるのだけれど)

使いすぎるから、管理できないからという理由で日本ではクレカを敬遠するなんて聞きますが、正直わたしはこれには「はて?」と異議を唱えたくなります。

財布を見る感覚でカードアプリや家計簿アプリで使った額を見ればいいじゃないかと思うんですけどねぇ。チャージのほうがよっぽどめんどくさいし、どうせ欲しいものは買っちゃうのだから使った金額はプリペイドだろうがポストペイだろうが結局変わらない。そう思うんですが、これは世間では今のところ少数派のようです。

さぁ両者が分かってきたところで、本日物申したいこと。それは、

なぜ日本のキャッシュレス系サービスはプリペイドがベースとなっているのか?(怒)

というもの。

LINE Payはプリペイド型のQRで、ポストペイは現在のところ不可。Paypayはポストペイもできるけど、初期設定はプリペイド。PASMOはオートチャージってのはあるけどそれって結局クレカでプリペイドしてるだけ。

いや、先に売上を確保しておきたいってのはわかるんですよ、気持ちはね。でも、それじゃあATMからお金下ろして財布に現金突っ込むのと変わんないわけですよ。いや、むしろチャージの手間分、無駄な手間が発生してしまうわけです。

カードを発行してもらえるそれなりに経済力と信用のある大人であれば、ポストペイで管理できると思うんだけどなぁ。ってかそれできない人にカード作っちゃだめでしょ、と。

しょうがないのでちょっと負けたような気にはなりますが、先日プラスチックカード・タイプのiD(サインレスのFeliCaポストペイカード)を申し込みました。

というわけで今日もわたくし、キャッシュレスに邁進いたします。立ち食いそば屋から小銭が消えるその日まで!

読んでくれてありが豆m(_ _)m よりよいコンテンツ作りを目指していきます。