日本代表経験者が集う「コレヲキニ Meetup #3-集え日本代表-」に参加してきました!
今日は参加青年の物語紹介ではなく,事後活動のお話です。
事後活動とは簡単に言うと,事業に参加した後に,事業で得た経験等を活かして行うプロジェクトのようなものです。
事後活動の定義は様々ありますが,私はいろんな事後活動の形があってよいと思っています。facebookで選考の情報をシェアするなど小さなことでも,今回の「コレヲキニMeetup#3 - 集え日本代表-」のような大規模なものでも,なんでも事後活動だと思っています。「事後活動とはこうこうこういうものである」というような理念的なものではなく,「あ,これって事後活動だ(といえる)よね」というような体験的,経験的なものだと思っています。
さて前置きが長くなってしまいましたが,今回の「コレヲキニMeetup#3 - 集え日本代表-」の趣旨をまとめるとこんな感じです。↓↓
「人材の宝庫」と呼ばれるIYEO(※1)コミュニティ。
内閣府青年国際交流事業(※2)に参加してそれぞれが実感したように、IYEOには面白い人がたくさんいる。
でも、他事業の参加者に出会う機会ってあんまり多くない。しかも同じ事業でも一度参加したっきりでもうしばらく会えてない人もいる..。それってめちゃくちゃモッタイナイ!
『これを機に』
という気軽な気持ちでMeet-upして、IYEO会員の色々な面白さ、繋がりを再発見してみることで、IYEOのアルムナイ(同窓会)機能を活性化を図りたい。そんな想いからこのイベントを開催する事にしました。
今回のMeetupでは同じく「日本代表経験者」でありトビタテ!留学JAPAN(※3)出身者とコラボし、繋がりを再発見、参加者のアクションを応援するだけでなく、事業間のタテとヨコだけでなく「ナナメの繋がり」を作るイベントとして企画しました。
そんな趣旨のもと,なんと合計で192名が参加したイベントは以下のような流れで行われました。
まず,内閣府事業やトビタテなどで日本代表を経験した,8人のプレゼンターから刺激的なピッチを聞き,
「もっと話が聞きたい!」と思ったプレゼンターのもとに集まって対話をし,
懇親会で楽しくワイワイ。
プレゼンターのピッチは,各プレゼンターが今やっていること,それを行うきっかけとなった出来事やストーリーなどが濃密に凝縮されていました。その中でも,どなたも「海外」や「海外に行ったこと」が一つのキーワードになっていたことが興味深かったです。
その後は,8人のプレゼンターの中から2人選び,そのプレゼンターのもとに集まって対話や質問をするパートでした。どのプレゼンターも魅力的過ぎて2人に絞るのが大変でしたが,直接質問したり,深堀して話を聞いたりと,普段は絶対に得られないようなとても貴重な機会となりました。
私は奇しくも,東南アジア青年の船出身かつトビタテ生でもあったのですが,これまでなかなか出会わなかったような人にたくさん出会えて,お話しできてとても刺激的な1日になりました。
イベントの名前でもあり,合言葉でもある「コレヲキニ」。最後に私が今回のイベントを「キニ」,思ったことを少しだけ紹介します。
パーソナルなことで言うと,私は今海外大学院進学か就職かで非常に迷っていました。しかし,今回のイベントで,本当にワクワクするチャレンジをしている人にたくさん出会い,私も自分の心のワクワクにしたがって進路を選ぼうと思いました。私の海外大学院への進学を後押ししてくれるきっかけになりました。
ソーシャルな面では,この羅針盤をもっと拡大していこうと思いました。今回のイベントで会った,面白い人たちを,このコミュニティの内部だけにとどめておくのはもったいない!!! そう思い,今後はここでの記事執筆に加え,新しいチャレンジをしていきます(後日公開予定)。
最後に,「せっかく面白いコミュニティがあるのに繋がりきれてない,活かしきれていない現状がもったいない」という問題意識のもと,(普段の仕事があるにもかかわらず!!!)このような大変なイベントを開催している運営の皆様に何よりの圧倒的感謝です!ありがとうございました!
(※1)内閣府青年国際交流事業(詳細下記)の参加者が,事業参加後に所属するコミュニティのこと。International Youth Exchange Organisationの略。事業参加者でなくとも所属できる。詳細はhttps://www.iyeo.or.jp/。
(※2)内閣府が主催する,6つの国際交流事業のこと。6つとは,東南アジア青年の船,世界青年の船,国際社会青年育成事業,日本・中国青年親善交流事業,日本・韓国青年親善交流事業,地域課題対応人材育成事業。
(※3)文部科学省が2014年にはじめた,官民協働で取り組む海外留学支援制度。留学の目的,内容,テーマ,留学先などすべて学生自身が自分で決定できることに大きな特徴がある。学生に交付される返済不要の奨学金は,すべて民間企業や個人からの支援で成り立っている。2020年までの7年間で約1万人の高校生,大学生を「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の派遣留学生として,留学に送り出す。