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「つながらない」のは"権利"であって"義務"ではない

2019年も年の瀬、あっという間に師走を迎えた。

今年、弊社は2度のテレビ取材と、1度の雑誌取材を受けている。

夏から広報へポジションチェンジした社員のファインプレーである。
他に言いようのない、紛うことなき大ファインプレー。

▼NHKの取材(ちょこちょこ僕も写ってます。手とか後ろ姿とか)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191128/k10012194171000.html

※フジテレビの取材はURLが消えていました。ショック。

そのファインプレー度合いは、言うなれば、引退試合で福浦和也選手が見せたあの横っ飛びに匹敵する。

4:20前後を見てください。本当に華麗。これぞ横っ飛び。
引退試合の最後のワンプレーでこれが巡ってくるとは、やはり持っている。

…いや、この例えではロッテファンしか納得しないだろう。
でも、言いようがないほどのファインプレーなのは間違いないのである。

では、何故そんな中、ファインプレーに対して、アンチテーゼ的なnoteを書くに至ったのか。

ここから、できるだけ丁寧に説明したいと思っている。

はじめに:「創造的な生き方・働き方」を探る。

皆さんは「創造的な生き方・働き方」と言われて、どんな画を思い浮かべるのだろうか。

僕がもしこの会社に入っていなかったら、「海辺のアトリエで優雅に絵を描くアーティスト」を想像していたと思う。

▼こんな感じで過ごして、

▼気が向いたら絵を描く、みたいな。

そこに理由などありません。完全なる「インスピレーション」。笑

ただ、イグナイトアイに入社した今、この言葉は違う様相を帯びている。

「創造的な生き方・働き方」という言葉は「我々の存在理由」へと昇華しているのである。

大前提:この記事の目的は認識の整理と統一。


ミッション・ビジョン・バリューに対する、自分の認識を統一したい。
これが記事を書くに至った大前提。

「だったら外に発信せず勝手にやれよ」と思ったあなたは、大正解。
全くもってその通りである。

それでも、自分で整理するための発信にも関わらず、外向けのツールで発信する理由。

それは「創造的な生き方・働き方をどう捉えているかを、正しい形で外部にも認知してもらう時期が来たと思っているから」

背景:Missionが「創造的な生き方・働き方へのシフト」であるならば、Visionは「社会最適・業務最適に貢献するプラットフォームを目指す」こと。

弊社のミッションは難しい。
なぜならば、可変性の高い単語であるが故に、人によって解釈が異なる可能性が高いから。

と同時に、それは面白みであり、
「メンバーそれぞれが、自分&企業の存在理由を定義できる可能性を持つ」ということでもある。

ただ、企業は組織であり、チームであるというのが僕の持論。

チームである以上、基本的な方向性は同じなことが望ましいし、そこが統一されていないと「迷った時の原点回帰」「"らしさ"の創造」ができない。

そこで、ミッションを考えるにあたり、意識を統一するための道標の一つとなるのが【Vision=我々のあるべき姿】だと思う。

では、ビジョンには何が定義されているかというと、「社会最適・業務最適に貢献するプラットフォームを目指す」こと。

ミッションとビジョンは不可分であり、僕はイグナイトアイのメンバーである以上、
「創造的な生き方・働き方へのシフト」を実現すべく、「社会最適に貢献するプラットフォームを目指す」姿勢を持つことが正とされるのだ。

目的:社内外の意識をいい意味で「統一したい」。

個人的には「プラットフォームによる社会最適への貢献」の具現化は、どんな形でも良いと思っている。

一番わかりやすい例は、もちろん、メインプロダクトの「採用管理システム・SONAR」。

「マーケットプレイス化構想」が実現すれば、採用市場を変え、社会に良い価値を提供し貢献できる自信がある。

▼「マーケットプレイス化構想」に関してはこちらをご覧ください。
https://www.igniteeye.com/recruit/business/

加えて、別の動きで言うと、社内イベントの「イグNight!」。

僕も企画側の一員であるが、これはこれで「創造的な生き方・働き方へのシフトを実現するためのプラットフォーム(=場)」としての役割を、少しずつだが果たし始めていると思う。

▼ちなみに毎月1回何かやっています。12月は「健康を考える忘年会」。
https://ignight006.peatix.com/

ただ、忘れてはいけないのは、「僕らが存在し得るのは社会に価値提供をしているからであって、決して毎日19時に帰ることを正としているからではない」ということ。

※異論・反論は後でいくらでも受け止めるので、一旦最後までお読みいただきたいです。

確かに「つながらない権利」は大切だと思う。
テレビ各局に取り上げていただいた際の内容を見ていても、いたたまれない事件がいくつも起きている、それが今の世の中である。
その対策の一つに「つながらない権利の提唱」があるのであれば、胸を張って公言すべきだという点に異論はない。

でも、それでも。

かつてサイボウズさんが提唱した「働き方改革」が「単なる残業減らし」にいつの間にかすり替えられかけていたように、

提唱されている言葉の概念を誤って、もしくは自己の都合の良いように、解釈してはいけないと感じる。

あくまでも言葉自体に踊らされることなく、
言葉の作り手の想い、それをしっかりと認識することがスタートであり、

スタートに立って初めて「言葉が可変的であることの良さ」が活きてくるのではないだろうか。

※サイボウズや「働き方改革」に携わった方で、上記認識が間違っていると思われる方、ぜひご指摘いただけますと幸いです。修正いたします。

結論:「創造的な生き方・働き方」は個々人で定義するもの。でも、社会へ価値を提供することが前提であることを忘れてはいけない。

人は、自分に向けられた言葉や行動を「自分の意に添うように」解釈してしまう生き物だと、つくづく感じます。

自分自身もまだまだ甘い人間なので、人の行動を自分の良いように捉えがちです。(勘違いしたまま突っ走るほうが楽な時もありますが…苦笑)

そもそも、「創造的な生き方・働き方へのシフト」というミッションについて、僕は賛成です。

特に、元々SONARユーザーだった自分からすると、

この製品でトップシェアを獲得し、世の中の採用担当者の仕事を変え、それによって企業を変え、さらには社会を変えられる、

そんな世の中を実現できるかもしれないことに、純粋な喜びを感じます。

そのためには、まずイグナイトアイとして「これが自分たちの価値観」というものを、議論し、創り上げ続け、対外的に発信することが不可欠であると感じ、今回の執筆に至りました。

前回のnoteに比べて、謎の熱量を帯びていますし、反対意見も多いのだろうけれど…(内容もそうだし、そもそも外部の方向けではないし。反論ポイントは前回のnoteより多分にあるはず。)

それでも、書く価値があると思って、時間を使いました。

最後に:この記事が皆さんの目に触れるということは…

この記事は、半ば勢いで書きました。

初回の記事は、内容的にも自分の判断で掲載できたものの、「これは許可とってからじゃないと載せられないな…」と書きながら思っています。

ということは、です。

これが皆さんの目に触れている時点で、あくまでも「つながらない権利」であり「つながらない義務」ではない、ということです。

大切なのは「個々人が自分の意思を持って歩み出せる」「社会への価値提供と自己実現を並立して実行できる環境が用意されている」の2点なのではないでしょうか。

…どうでしょう。

ここまで読んで、自分なりに「創造的な生き方・働き方へのシフト」を実現してみたい、と思った方が一人でもいれば本望です。

ぜひ、一緒にミッション・ビジョンを達成してみませんか。

少しでもご興味があれば、下記からご連絡ください。
フランクにお話するだけの「カジュアル面談」も実施中です。

ついでに、個人でTwitterもやっています。
気が向けば、フォローしてみてください。

この記事が人の目に触れることを信じて、書き終わりといたします…笑

ご覧いただき、ありがとうございました。

シロイ

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